2002/06/26(水) 今日はSEXの話じゃないのね。たまには何でもないことを書きます。

銀行に、行かなくちゃなりません。

家賃を振り込みに。億劫だな。とにかくコーヒー飲んでからにしよう。

朝はパンを食べました。ポットいっぱいに作ってあった昨日の残りの紅茶といっしょに。昨日の晩はうどんを茹でて食べました。丸亀のおいしいうどん。それが最後の1把でした。台所を片付けて、またうどんを打とう、と思いました。

パンを食べながらナウシカを最後まで読みました。いつも泣くところでまた泣いてしまいました。ぽたり、と粗いマンガ本の紙をぬらしつつ気持ちよく読み終わりました。お行儀悪く、布団にうつ伏せだったものですから。

以前はパンも自分で焼いたのですが、パン屋で働くようになってからは、家では焼かなくなりました。パートタイムです。二十代のフリーターや大学生の女の子たちといっしょに働いています。出勤時間が早いのはそのせいです。作るのも、接客も、します。

コーヒーがおいしいんです。パンがイートインできるようになってます。そしてコーヒーのテイクアウトも。有機栽培の豆を使っています。エスプレッソマシーンで一杯づつ注文があってから入れます。アイスコーヒーはドリップ・マシーンで、2リットルをいっぺんに落とします。夏場は大きなヤカンで8リットルをまとめてつくります。挽きたての豆を500グラム。やぐらの上からお湯を注ぐと豆がふくれて熱くて濃い湯気がもうと湧き、胸が躍ります。軽く興奮して、幸せな気分になります。

生地をこねている時もそうです。やわらかくて弾力のあるパン生地を手にすると心が落ち着いて、幸せな気分になります。ちょっとした手加減が仕上がりに影響します。焼き上がりの匂いもまたうっとりと幸せな気分になります。

そりゃあ仕事ですからいいことばかりじゃないですけれど、今の職場はもうすぐ二年になります。二年以上つづけてまだ気に入ったまま、ということは、わがままで個人主義のわたしにとっては大変まれなことなので、大切にしようと思います。今は人手も充分あって週20時間程度のシフトだから、楽なのです。

店がつぶれなきゃいいなあ、と思います。(実はアブナイのです……)

適度に体を使うから、夜、ちゃんと眠れるようになりましたし(あえて夜更かしすることはあるけど)、自分の遊興代は自分で稼ぐから気兼ねもないし、女の子たちとおしゃべりするのも楽しいし(みんなで飲みに行ったり)、部屋にこもりきりということもなくなったのでいいことずくめです。休みを長めに取りたい時は前もって言っておけば調整してもらえます。「えらい人」がいないので融通が利くのです。おたがいに都合のある時はシフトを交替してもらったりしながらうまくやっています。遅刻のフォローとか。

チームワークのとれない人が入ってくることがありました。去年、人手が足りず募集した時のことでした。悪気はないのでしょうが、手を抜いた仕事ぶりのわりにちゃっかり余ったパンがあればもらっていくというように抜け目はないのです。何度言っても覚えないし対応も遅いので一緒に働く人やお客さんのストレスの原因になりました。結局その子はくびになりました。その後も、チームワークのとれない人はやめていきました。そういう人に限ってすごくちゃっかりしているのは偶然なのでしょうか。不思議でした。

引越しや配偶者の転勤、妊娠や病気でやめていく人もいました。二年の間にどんどん人が入れ替わって、気がつけばわたしより長いスタッフはもう、ひとりしかいません。店長も替わりました。親会社から配属されるのです。若い独身の女性です。以前は事務をやっていたそうです。

というわけで、料理は得意ではありませんが小麦粉をこねるのが大好きな月子でした。たまにはこういう日常ネタもいいかな? と思ったけど、たまにでいいわね(笑。また明日っからはエロエロパワー炸裂、するかどうかはわかりません。月子

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