2002/11/30(土) いいなあ日記って。

ひさしぶりに人の日記を読んでそう思った。

部屋の掃除に夢中になるあまりややヒステリック気味に物を捨てて捨てて、でもそうでもしないと古いノートなんかはなかなか処分できないから、今はすこし落ち着いた。読み返したら捨てられなくなるからぱらぱらとめくるだけにする。苦しい気持ちで書いていたころのノートはちらりとのぞくだけで苦しくなる。新聞紙にくるんでごみ袋へ。ばいばい。嘔吐完了。

いつでもノートが必要だった。苦しい気持ちを吐き出す場所が。つらい思い。そんな自分のゲロまでとっておくほど「恋」に執着していたんだな。まだ大量の写真がある。それも近いうちに処分しよう。そうだな今年中には。

それでも好きにならなきゃよかったとは思わないし出会わなけりゃよかったとも思わない。楽しいこともたくさんあった。もちろんしょうもないことも山程。

誰かが誰かを好きになる必要とする会いたいと思う、切実に、恋をする。

やっぱりいいものだ。

ご都合主義的お手軽不倫でファムファタールな恋愛気分を味わってる人や、エロチャットオナニーで純愛気取ってるぶりっこ親父とは、完全に、別物だ。インスタントコーヒーや即席ラーメンよりも本質とかけはなれている。

恋は都合の悪いものだ。そしていいわけできないものだ。

でもそれなしではしょうもないものだ。そんな気持ちを再確認させてくれた日記たちに感謝。

やっぱ後味でわかるものだわ。いいなあ、本物の恋は。