2002/03/19(火) 鮮度という点ではどんな生牡蠣よりも精液は勝っているのかも知れないが（製造元直送だし）。
ただいまみなさん月子だよ。もう帰ってきちゃったー。
ほんとは昨日のうちに帰ってきてたんだけど、まあいろいろ。
日記を書くとなると自動的に雪彦のことを考えちゃうから、せっかく
いろんな人にあって気分転換と思ったのだが、なかなかそうもいか
んのね。恋の呪縛力を感じる。結局帰ってメール、それから長電話。
３０分にしようって言ってたのに２時間以上。
わんわんが寝てたからトイレにこもって話してたよ。おしっこした
い時は便利だったけど。まだ寒かったな。
ゆっくり書きたいのだが今あまり時間がない。
ジェリーさーん、日記読んだー。ステキー。みずみずしいのはいい
女の証拠よん。雨戸をたてた部屋の熱気が伝わってくるようでした。
頭くらくらするほどに。牡蠣大好き。今度はきっと飲んであげよう
っと。あ、でも雪彦のはもっとゆるい。
ああ、さわやかな春の朝に精液の話題なんて……。わたしらしい。
こんな短いんじゃ書いた気しないよう。うう、時間作ってまた書こ
うっと。わたしの恋愛中毒ぶりを。
今日、虹彦さん（画家の友人をこう呼びましょう。色を使う仕事だ
から）が、もしかしたら家へ寄るかもしれないのさ。いくらなんで
も片付けないと家人以外をお通しできない。
この辺じゃ、桜が待ち切れないようにどんどん咲いてます。
ではまたね。
月子
○○○○
メモくださった方ごめんなさい。返信はしません。いましばらくは
日記だけで精一杯でござんす。て、そんな大したことではない。月
2002/03/16(土) 雪彦への手紙（抜粋）。
メールと手紙の時差にとまどいつつも、またつづき。
青春、ですか、今わたし。そうですか。そうなんだろうなあ。いっ
くらでも書けるんだもん、こんな手紙。雪彦君が手紙好きと言った
からまた書くよ。書くつうか打つつうか。公園のお供ってことで。
（中略）
雪彦君もがんばって社会復帰して恋人ゲットだ。結婚式には出ん！
いや子供といっしょに出席だ！ 雪彦のことばかり考えすぎだ。
そう、花見。危険だからあまり飲まないようにしようっと。
風俗だなんて世迷言抜かしてるヒマあったら、仕事をやれという感
じだわ、自分でも。性に関してはタブーが多いから、妙なファンタ
ジーというか妄想というか、興味が押さえられない時がある。
あ、チキンは４月にも食べましょう。病みつきになりましたか。あ
の味が。今度は２個とは言わず１０個でもお食べなさい。喜んでご
馳走します。
いよいよバイト始めますか。あまりヒマなのはよくないものね。心
にも体にも。
（中略）
ここんとこ酒をひかえめにしていたわんわんだが、今日はひどく飲
んだくれて手におえない。会話に「離婚届」なんて出てくるのは今
に始まったことではないのだが。犬も食わないお話。やれやれ。
雪彦君が可愛い彼女作るのと、わたしに子供ができるのとどっちが
先になるだろうか。
ああ、何かくだらない想像だな。こんなこと。もっとましな話題は
ないのか。ほんのちょっとでもいいから、なんか雪彦君が幸せな気
分になれるようなネタは。うーん。
４月の花見は実はやばいよ。あたしゃ酒飲まずに花だけ見てるよ。
次会えるのいつかしら、何て考えちゃったら、気持ちが保てるかど
うか。それでなくても好きな人が一堂に会するというシュチエーシ
ョンには弱いのだ。何で花見なんて言い出しちゃったんだろうなあ。
自分なりにバランスを取ろうという作戦だったのだと思う。雪彦君
にばっかり会ってるのはマズイという危険信号が出てたのだと思う
が。それなのにこんな手紙なんか書いてて、やあねえ。
でもま、……飛んでっちゃいそうな気持ちをこれでなだめて、笑っ
て過ごせるように努めます。……っていうより、「雪彦君の部屋」
なんだけどね。自分が行けないかわりに手紙を送る。８０円で着く。
読む時間はたっぷりあるもんね。毎日どんどん暖かくなる。わたし
も季節に置いていかれそうだ。ちょっと、がんばろう。涙をぬぐっ
て乙女から女戦士へ、なあんて。んないいもんじゃない。
では今回はこんな所で。
手紙ばっか書いてないで仕事やります。とっととやります。楽しん
でやります。微熱出さないように。まあ、出してもいいか微熱くら
い。いいものにしますから。
そしていい結果を、望む。何から何まで。わたしは欲張り。
じゃあ、またね。くどいようだけど、愛してます。
２００２.３.１６ 月子
2002/03/15(金) いろんなことを考えつつ、今日もねずみを廻してるわたし。
ふたたび、ももさんへ。２月に何度かメールのやりとりをした方も
「中毒」という言葉を使ってました。それもそうかもなあ、と思い
ます。わたし自身がこれだけ日記に依存してたらねえ。気になるよ
ねえつづき。だからなるべくあまり気を持たせるような書き方しな
いで、もったいぶらずにどんどん脱ぐようにはしてるのさ。
で、わたしが「うるる～」となっちゃったのはどういうメールだっ
たかというと、会いに来るのは我慢しなさい、という内容だったの。
その前にも、「無理に苦しむ必要はない」「花見で飲みすぎて泣き
モードはやめてね」ってメールもらって、どっちが年上だかなあ、
って感じだったのだが、若い人の多いわたしのバイト先、春休み中
の学生がシフト入ってくれて画家の友人の所へ行く予定の３連休の
他に、もうひとつ２連休が取れたのだ。
こんな時ヒマなのはかえって危険だ。
妙にそわそわしてしまって、雪彦に会いに行こうかなあってメール
で問い合わせた。さっき日記書いてた時はその返事を待っていたの
だ。「放っておかれてる」なんて書いてるがほんの２時間くらいの
もの。何だかなあ。やっべえよなあ、しっかり溺れてるじゃんオレ。
「金の節約して下さい」
これはまだわかるよ。わたしのメインのバイトの時給は９５０円だ。
日祝は５０円アップ。１ヶ月の給料は１０万に満たない。サブのバ
イトの方も今はほとんど仕事が入らない。泣かせるのは金を節約し
て「チキンを食べさせてくれ」、という一文。ケンタッキー中毒な
のだそうである。おーい、雪彦ぉ。１００円玉２枚がないのかー！
ないんだろうな、きっと。
今晩飲み会だけど１０００円しかなくて大丈夫だろうか、とも書い
てあった。以前バイトで知り合った人に誘われたのだと言う。気が
すすまないけど、と。いいじゃん、可愛い子来てるかもしれないし。
「今来ると花見の価値が下がります」
４月の頭に花見に行く予定なのだが、これは刃君はじめ何人かで誘
い合って行くので、もしかしたら雪彦とふたりきりの時間が持てな
い可能性もある。刃君に会えるのは嬉しいのだが、雪彦の顔を見る
だけでエロ行為何もしないで帰ってくるなんて、今のわたしにでき
っこない。かえって刃君を逆恨みしそうだ。んなアホな。
元気な顔さえ見れればいい、なんて純なこと言ってらんない。花見
の前に１回行ってまた気のすむまでぐちゅぐちゅしてこようという
目論見だったのに。「愛人とで辛抱してね」だって。たしなめられ
ちゃってるよお。ちなみに愛人とはムーしゃんのことでござる。
ムーしゃんとのベッドの模様を録音しようとした事も、メールで伝
えた。雪彦のオナニー用に送ろうと思ったんだけど、と。聞いてみ
たい気もするけど「相手の男を想像しそうでいやだな」って。それ
もそうだよね。でも、ムーしゃんはわたしを攻めている時は無口だ
から。そりゃある程度は編集して送るつもりだったさ。
「昇天せんように気をつけます」
だって。やっぱりもう１回挑戦して送ろう。「雪彦のとこで録ろう
かな」「そうすね」なんてやりとりをおとといしていた。最後は
「楽しみにしててください。寝ます。」と、寝られてしまった。
くすん。まあ、不眠に苦しむよりいいよね。眠れる幸せ。
昨日はメールが来なかったので、あ、飲み会あるって言ってたなと
思ったら昨日じゃなくて今日だった。雪彦の行動を把握してないと
気がすまない。縛ろうとしてる、わたし。心配性の母親みたいに。
やだな。放っておこう。手紙にしよう。メールはくどくなる。
タイムリーなのはいいけどね。手紙もくどいんだけどさ、時間が経
過している分温度が下がってる。メールより暑苦しさは少ない。
いずみちんが日記に「私うざい女になってる」って書いてた気持ち
がちょっとわかる。あ、いずみちんメモありやとー。ボディバター
はどれもおいしそうな匂いだった。わたしははちみつを買おうかな
あ。いずみちんのテクに「風俗で働ける」と太鼓判を押した（？）
彼自身は風俗体験あるのだろうか。疑問。いずみちんの日記はいい
よ。恋愛だけじゃなく仕事のことや子供のこと、料理のことや旦那
のことも出てきて、バランスいいんじゃないかな。ゲストブックの
にぎわいを見ててもいい感じだと思うよ。「地味」って、わざとか
と思った。タイトル『日記』だもんねえ、そこがまたいいのだけど。
そのわたしのくどい手紙第２弾も今日着いたようで雪彦、感想くれ
た。節約してチキン食わせて、の後で。
「乙女ですなー」
あ、やっぱしー？ わたしもそうなんじゃないかと……。「いつま
でも青春でいられるのは幸せです」か。何だかなー。いいんだ、い
いんだ。馬鹿にされてるわけじゃないんだ。（と思いたい）正直で
冷静な感想である。いいもん、またつづき書いてるし。
「乙女」の前にもう１本、「節約チキン」に対して「わかった、が
まんする（泣）」と送ったら、
「泣くな。」
って返信。「泣くやつ嫌い」って。うえ～ん。「自分も一人ではよ
く泣くけどね。」って、何だよー。わたしの前で泣いてみせてよ。
でもって「笑っとけ」って。
だから笑っときます。
うるる。笑えん。
それでも日記書いてる。今日、読みづらくてごめん。メールの順番
がぐちゃぐちゃだ。そんでももう、泣きやんでるのさ。わんわんと
おしゃべりしながら晩飯食ったりしたのさ。近所の野良猫にえさを
やったりもしたのさ。
でも、ちょっとゆすったらこぼれるね、涙。飽和状態だ。ふう。
雪彦はメールで仕事のことにも触れていた。
わかったよ。大人になるよ。
テクと愛情。
エロと純愛。
いろんなこと考えつつ、今日もねずみを廻してるわたし。
メモ待ってまーす。
メールでもよくってよ。
月子
2002/03/15(金) 雪彦からメール。この子、大人だ。少なくとも今のわたしより。
今ちょっと、放っておかれてる。
わたしが、雪彦に。メールの返事が遅い。
電話だ。雪彦かな？
わんわんでした。もー、なんちゅうタイミングでかけてくるんだ、
まったく。仕事が終わってもう帰るそうです。今日もたくさん書き
たいけどな。わんわんのお相手もしないと。あんまり放っておくと
不機嫌になるし。飼い犬（←失礼なたとえ）だって、毎日いいこい
いこしてあげないと毛並みが悪くなると言うよ。愛情って、本当、
日々のものだね。
放っておかれている時は、こちらも放っておく。う、つら～い。
雪彦のことばっかり考えすぎだ。軌道修正。
メモくれたももさん、サンキュー！ 前にお気に入り登録とかをし
てくれた事あったよね、認証とかをしなくてごめんね。わたし、日
記のためにメンバーズ登録してるので、プロファイルの「お友達作
ろう」というノリはようわからんのです。来るものは拒まずで行き
たいのはやまやまですが、愉快な思いばかりじゃないからね。自由
に日記書く妨げになリそうな事は極力避けようというわけ。
ムーしゃんともセックスの後、食事しながら何かそんな話したっけ。
ネットの虚構性と現実、みたいな。この日記の事はムーしゃんには
内緒だから、ここでの経験をそのまま話せないのはもどかしいけど、
「本当じゃなくていいんだ」って事をムーしゃん言ってた。ネット
上で真実にどれほどの価値があるのかと。
わたしは、ついこの間までネットの世界なんて知らずに生きてきた
し、それで不便も感じてなかった。雪彦にはせっせと手紙書いて切
手はって出してたし、携帯電話も欲しいと思わなかった。
新しいコミュニケーション方法。でもそれを使う人間はいっしょ。
ネット上では簡単に嘘がつける。年齢も性別もいつわれる。新たな
現実が生れる。そうすることによって実体はいよいよ希薄になる。
それこそを望む人もいる。ムーしゃんの友達で「もう俺はネット内
で生きる」と宣言した人もいるそうだ。
わたしはそこまでネットにはまれない。やだ、怖いもん。自分が自
分でなくなっちゃうなんて。
放っておかなきゃいけないつうのに、メールチェックしちまった。
やんなっちゃう。もちろんメールは来てませんでした。
どんどん手ごたえがなくなっていくんだよ。生きることの。簡単便
利な世の中さ、何だって手に入る。切符買うのも、お金おろすのも
タッチセンサー指１本。蛇口を捻らなくても手をかざせば水が出て
くる。自動ドア。エスカレーター。高層ビル。アスファルト。
でもわたしは、古本屋をはしごして欲しい本を探す楽しみを、知っ
てる。面倒、不便、時間がかかる。見つからないことだってある。
ガラリ、と入り口を開ける。古い本の匂い。手触り。ページをめく
って値段を見る。書棚に戻す。買わずに出る。もしくは会計をする。
男と汗だくになってセックスするのは、小さい時夢中になって泥遊
びをしたのに似ている。水を汲んできて、泥んこを作る。指と指の
間からにゅるりと粘土が出てくるのはとてもエロティックな感覚だ。
神様は土から人間を作ったって聖書に書いてある。
アダムって「塵（ちり）の人」って意味なんだって。
人をだますのって、楽しいのかな。わたしにはわからない。わたし
の日記を読んだ方が、面白いと思って下さるのは、誤解や思い込み
はあるにせよ、わたしが自分で感じた事に忠実だからだろう。
この間わんわんが借りてきたビデオを見た。『Ａ.Ｉ.』。映画自体
はなんだろう、なんかなあ、って感じだったけど、主人公の子供ア
ンドロイドが、「ぼくは世界でただ１人の特別でユニークな存在な
んだ」と言うところは心に残った。誰でも特別扱いされたいもん。
恋は特別扱いすることだ。愛されてると感じる時「わたしは特別な
んだ」と思える。でも本当はみんなが特別なんだ。その点はみんな
一緒なんだ。世界は「不平等」という点で、「平等」。
ああ、駄目だというのにまたメールチェックを……。もおう。
バイトは行った。散歩も行った。仕事？ そんなもん今手につか
ん！
さすがにもう泣いてません。峠は越したか。次いつ会いに行こうか
気もそぞろ。雪彦、「あんまり求愛されすぎてもこわくなってしま
うのでのほほんといきましょう」だって。うわーん、こってりの手
紙送っちゃったよー。着くのは今日か明日か。メールと手紙じゃ時
差があるからなあ。タイミングとるのが難しいよ。
わんわんの事を少し書こう。
わたしも寝る時は裸派だが、わんわんもそうだ。朝起きると、こっ
ちの布団へ来て、しばらくくっついてから仕事に出かける。生肌は、
どんな布より気持ちがいい。わたしの知る誰よりも、寝起きのいい
わんわん。朝から歌を歌っている事もある。寝起きのいい人は寝つ
きも良い。枕に頭をつけたら５秒で寝る男。
思い出した。男の尻に指を入れたのはムーしゃんが初体験じゃなか
った。わんわんと熱々だった頃にわんわんにしてあげた事があった。
興奮して、「もっとー！」と叫んでたわんわん。「箸つこんでー
！」だって。危ないからしなかったけど。可愛かったよ。
わたしの事を椅子に縛りつけて出かけてしまった事もあった。ワイ
ンを口移しで飲ませっこするのがふたりの間ではやってて、その状
態でわたしにワインを飲ませようと買出しに行ってしまったのだ。
放置プレイか。わたしは本気で怖くなって、帰ってきたわんわんに
泣いてはずしてもらった。火事になったらどうするのお、と泣いた。
そうめったに火事になるもんじゃないが、縛られてると妄想がふく
らんで恐怖に支配される。プレイなんて楽しいもんじゃなかった。
それでもその後、ワインの口移しでなだめてもらったけど。
忘れてる事、他にもいっぱいあるみたい。
今、雪彦からメール。
この子、大人だ。少なくとも今のわたしより。冷静。保身。自愛。
泣いちゃって書けない。ＰＣ電源切ります。また今度。
月子（泣）←マジ泣き
2002/03/14(木) 今日は楽屋の大掃除～。ほこりっぽいので関係者以外立ち入り禁止よん。 （※注：これは本当に本当にヒマな人だけ読んで下さい）
やっと少し落ち着いてきた。
でも、まだ書き足りないの。もうこれは本当にヒマな人（もしくは
わたしの日記のことが好きな人）だけ読んで下さいませ。通りすが
りの方には申し訳ない。質より量。なりふりかまってられないの。
えー、丸山様。はじめまして。レスは別に迷惑ではないのです。と
いうのはわたしの日記はコメント元を表示していないからです。丸
山様の日記からどんな方が訪れるのかわかりませんが、お読みにな
るのは自由ですから。
基本的に自分のために書いているので、おほめを頂けばありがとう
ございます、と申し上げます。ご批判を頂いても沈黙するしかあり
ません。ざっと見ですが、丸山様はかなりの文章読みとお見受けし
ます。あたしなんぞの日記読んで気分を悪くされちゃいけませんよ。
はっ。ごめんなさい。丸山様は「感動しました」と書いてくだすっ
ているのではないか。どうも、こう、かっちりとした方相手だと、
身構えてしまうわたくしでした。丸山様は日常雑記、趣味日記を
『数学』というタイトルで書いてらっしゃいます。興味のある方は
どうぞ。
わたしはこれから先も恋愛ネタしか書きませんから。もうそのため
の日記ですから。ヨダレとおしっこでべたべたですから、もう。
えーとえーと、何が書きたかったんだっけな。
あ、そうだ。
ライコス日記に書き始めて２ヶ月半がたちますが、１月１日の日記
に書いたように、性に関して裸になって話せる友達がわたしはいな
かった。心にたまったものを文章にして吐き出す事に自分なりの手
ごたえを感じて続けてきたわけですが、メモを頂いたり、他の方の
日記を読むことによって更に刺激を受けて今に至ります。
アンもう何だか真面目モードになっちゃったよう。文章がヨロイ着
てるよ。社会性保ってるよ。やっぱり、コメントいらないかも。ご
めんちゃい、丸山しゃん。
今日、散歩してて思ったのさ。
高収入アルバイト雑誌にせよ、あんかけ湯にせよ（今日買ったよん、
ジェリイちゃん！）、ライコス日記で読んだ内容を、友達とのおし
ゃべりで得た情報みたいに感じているなあと。いずみちんが書いて
たボディバターはこれかあ、なんて色んな匂いをかいだりして。
「メル友」くらいは知ってたけど、「ＨＮ」、「メッセ」、「セフ
レ」、「ネカマ」、「ネゲット」（？）、初めて目にする略語にい
ちいち驚いてます。「ラブホ」ってのと一緒だよね。わたしゃよう
使わんが。「デリヘル」も専門用語だ。昔、喫茶店でレモンスカッ
シュの事を「レスカ」と言ったもんさ。「冷タン」とか。
冷タン（ひやたん）＝お冷（冷たい水）を入れるタンブラーの事。
まあ、それはそれとしてわたしは自分の好みの言葉を使う。顔文字
は使わない。「（笑）」も最小限に、もしくは使わない。（ははは、
てへ、ふふ、等と書く。）自分のノートに書くように書く。つまり、
書きたいように書いてる。のんべんだらりと独り言。
他の方の日記読むにしても、興味や友情を感じた時にだけ立ち止ま
るようにしてる。ついつい怖いもの見たさで、苦手なタイプの方の
日記をわざわざ読んでしまう事もあったのですが、これはもうごめ
んちゃいです。走って逃げます。わたしが馬鹿でした。
何を言いたいかっつうと、現実世界で気難しい人間は、ネット世界
でも気難しいまま。心の広いふりはできないやっつう当ったり前の
事なのでした。
文章をほめられます。すると自分が素敵な人間であるかのような錯
覚を起こす。危険です。やってる事といやぁぐちゅぐちゅえろえろ。
体をほめられます。そりゃあうれしい。わたしの気持ちとわたしの
体は結びついているから。ぎゅっと抱きしめられます。気持ちいい。
愛されてるのかなあ、と思います。でも結局人はひとりで生きてる。
時に暗闇を手探りで。
「月子」ってペンネームが綺麗すぎたね。
「コケ」とか「みじんこ」にしとけばよかった。今更変えられない
けど。いや変えようかな、「みじんこ」ちゃんで裏の裏日記書こう
かな、なんて。冗談ですけど。
「月子」って、わたしの名づけ親である祖父が、いくつか候補に考
えていた名前のうちのひとつなの。だから、何分の１かで月子にな
る可能性もあったんだ。「月」って満ち欠けがあるから、気が変わ
りやすいって意味もあるみたい。
３月が終われば、今年も４分の１が終わる事になる。１年、と思っ
て書いてるから残りあと９ヶ月だ。人格変えるのは無理とわかった。
後は裸になれる環境を整えて、すっぽんぽーんと気持ちを投げ出す
だけだ。脳内帝国の裸の王様だ。いや女王様だ。家来はいらん！
酒持ってこい！ ツマミもだ！ って何言ってんだか……。
家来はいらないけど、腹心は必要。心の避難所。
傷は自分で治すもの。医者や薬に頼っても最後は結局、自分。
「痛い」って声を上げるのは構わない。「痛いよう」、「つらいよ
う」、「怖いよう」。全部全部吐き出せばいい。ぶちまけたらいい。
窓を開けて放り出せばいい。声を限りに叫べばいい。涙が枯れるま
で泣き叫んだらいい。新しい力が湧いてくるまで膝を抱えてうずく
まっていたらいい。色んな声が聞こえる。「いいなあ」、「うらや
ましい」、「あたしなんか……」、自分でも知らないうちに要求不
満をおもらししちゃってる。誰かが何とかしてくれるのを指くわえ
て待ってる。そのまま眠っていたらいい。甘い甘い夢を見ながら、
誰かがキスして起こしてくれるまで。
食べたい木の実は自分でもぎ取る。女だろ！
アクセス数、増えてるね。プレッシャー？ ううん。面白い。受け
て立つぜベイベェ。あたしはただ書くだけさ。
あと忘れないうちに書いとこう。２月にメールをくれたええっと、
zi156さん、お元気ですか。まだ読んで下さっているのだろうか。
いつぞやは、きっついメールを返してしまいすみません。手加減を
知らないわたしでした。「メル友」になれなくてごめんね。
「月子さんは、もてるんです」
ふうん、知らなかった。雪彦と電話で話してたら言われた。自覚症
状なかった。わたしは出会った人を好きになっちゃうだけなんだけ
ど、と言うと「普通そう簡単に好きにならないんです」と雪彦。
そんなもんですかねえ。うん、そんなもんかもしれないな。
あ、そうだ雪彦にメール出そう。
でもって風呂入って寝よ。
んじゃねー。また明日。
月子
2002/03/14(木) ムーしゃんのお尻を攻めた中指は、『ファック・ユー』の形といっしょ。（まったりセックスレポート。※注：ヒマな人だけ読んで下さい）
昨日ムーしゃんと行ったホテルは１階の角部屋で、バスルームの窓
から外を覗くと駐車場で日当たりが良くて気持ちよかった。
昼間だったし。
ラブホテルなんて日当たりや景色なんか無視して建ってる。そりゃ
そうだ。窓から外を眺める人なんていやしないよ。
豪華なムードの部屋より、落ち着いた和室を選んでしまう。雪彦の
声が聞こえてきそう。わかってるよ、年のせいだって言いたいんで
しょう。一度雪彦にもラブホテル体験させてやりたいなあ、と思う。
チェックインしたのは１１時過ぎ。朝７時から夕方６時までのサー
ビスタイムで６０００円だった。ムーしゃん、ごち。
「冷蔵庫にフリードリンクがあります」
と受付のおばちゃんに言われる。麒麟の淡麗、ヤクルトの缶のお茶、
１００パーセントのオレンジジュースだった。柿ピーの小袋がテー
ブルの上にのってる。こういう小ワザはどの店にもあるが、ここは
帰りに宝くじまでくれた。小ワザづくし。
コンビニで買ったドーナツとゆで卵とサラダの朝食兼昼食。ＡＧＦ
のレギュラーコーヒーがあった。ムーしゃんはカップ麺。お湯をさ
していただく。ホテルなのに生活感ありすぎ。食後にチョコレート。
前はこういうの、なんだかなあ、と思ってたんだけどもう慣れた。
だって、今ムーしゃんの部屋ひどいんだもん。ねずみの天国だよ。
ムーしゃんがＢＳでプレイボーイ・チャンネルなるものを見ている
ので、先にお湯をためてお風呂を使う。部屋に備えつけの入浴剤を
入れた。うーん、日差しが気持ちいい。足伸ばせるのもいいなあ。
ムーしゃんが入ってきてひげを剃り、髪を洗い、体も洗ってた。背
中をこすってあげる。先に上がり髪を乾かす。風呂からあがったム
ーしゃんがまたＢＳの続きを見てるので、テレビの向きを変えてベ
ッドから見えるようにした。リングに上がるかのように移動。
乳首をいじられると濡れる。指の腹でクリトリスを撫ぜるので、
「もっと奥がいい」と言って奥を刺激してもらう。ジェリーちゃん
が言っている「魔法のボタン」はどこにあるんだろう。ムーしゃん
がわたしの体勢をいろいろに変えて指の当たる場所を変えている。
ＢＳがじゃまになったので消した。
音が変化するってのがわかった。「ぐちゅぐちゅ」いってたのが
「ぴちゃぴちゃ」に変わった。「吹く」までは行かず「垂れる」と
かそういう段階なのだろうか。分泌液の質がねっとりしたものから
さらさらしたものに変化するみたい。
「自分じゃ届かないの？」
と言われ試してみる。ひとりの時試してみた事もあるけど、中指曲
げて入れて、あちこち探ってみるけど、快感を呼ぶポイントが見つ
け出せないんだな。ムーしゃんに触ってもらうのは気持ちいいんだ
けど。あと雪彦と。でも、あきらめないぞお。
いろいろしてもらったので、いろいろしてあげる。ムーしゃんのお
尻の穴に指を入れようとしたが、きつくて入らない。お尻もむちむ
ちで、
「指の骨が折れそうだよ」
と言うと、「舐めたらやらかくなるかも」。って事で、オムツ替え
みたいに足を持ち上げてお尻の間に顔を突っ込む。初体験。陰嚢が、
額の上に乗るのが間抜けである。まるで氷嚢。こんな氷嚢、いやだ。
お尻の穴は柔らかい。指じゃ固すぎるんだな。舌は気持ちよかった
そうだ。ムーしゃんの喘ぎ声もかわいいぞ。テクないっすけど、愛
で勘弁してちょ、フン。
舐めた後だと中指の第２関節まですんなり入った。わたしの爪が長
めに切ってあったからあまり動かせなかったけど、肛門の絞めつけ
方ってすごいね。括約筋ってやつですか。マジ突き指しそう。これ
があるからおもらししないですんでるんだよね。
クンニばかりじゃなくて交わったりもしたけど、中休みで教育テレ
ビ（コンピュータの歴史についてやっていた）を見ながらムーしゃ
んが乳首を上手にいじるので自分の指で達してしまった。何で嶋田
久作（だったっけ、顔の長い俳優。）の顔見ながらオナニーしなき
ゃなんないのかわかんないけど、その後で入ってきてもらうとすん
ごく気持ちいいんだよね。
ぬるぬるになったのでもう一度お風呂。
広いと思っていた浴槽もムーしゃんが入ると肩幅いっぱい。わたし、
肩幅ないんだよ。ブラの肩ひも、よく落ちる。ショルダーバッグも
たすきがけにしないとすぐに肩からはずれてしまう。ムーしゃん、
お風呂の中で結合しようとしたけど、ぬるぬるが流れ落ちてしまっ
たのでうまく入らない。
リングに上がってまた攻め攻め。
わたしがどうしてもおしっこしたくなっちゃって、トイレに立つと
ムーしゃんついてきて、バスルームへ誘導される。ええっ？ また
飲尿プレイですかぁ。
そこまでは変態じゃなかったムーしゃん。シャワーで流しながら立
ったままでおしっこ。「出た？」「うん」で、またベッドへ戻る。
奥を攻められてたまらなくなる感じと、おしっこ我慢してる感じが
酷似していて区別がつかない。雪彦には「そこで我慢しなければい
けると思う」と言われたが、そうなんでしょうか。
お口に出したがったムーしゃんだが、結局腹に出した。最もいいと
ころで電話が鳴る。息を整えてムーしゃんが取る。あと３０分です、
と言うことだ。射精はこの１回だけ。だから眠らなかったんだな。
射精の後で十分ぐらいうたたねしていた。「時間だよ」と起こす。
仕事に戻るって言ってたじゃない。
中華料理屋で食事をして、ファミリーレストランでお茶を飲みなが
らおしゃべりした。会社に戻りたくなかったみたい。大丈夫なんか
いな～。明日からはいそがしくなるそうだ。
レコーディングＭＤウォークマン仕込んでいったんだが、ホテルの
部屋を探している様子とプレイボーイチャンネルの下手な吹き替え
の声しか入ってなかった。ははは。また挑戦しよっと。
暇つぶし用に編物持っていったけど、今から編み始めると、たいて
い途中になっちゃうんだよな。完成は次の秋か。自分のスカート編
もうと思って。刃君にセーター編んだ残りの糸だ。
今日は午後公園を散歩した。桜のつぼみが膨らんで、色気むんむん
だよ。植物もフェロモンみたいな物を出すのだろうか。満開になる
とこの公園は物凄い人出になるから、その前に、ひとりでぶらりと
花見に来よう。
では、また。
月子
