2002/04/20(土) 初めての3P(ただしチャット)。および、インターネット・クラブの効用。

タイピングは両手を使うのでお脳のためには良いようだが、左手、痛い。
右手についていけてないのだな。ふむ。よく使う「a」だの「s」だの特に左手の弱い小指や薬指を使うもんだから、痛い。筋肉痛か。腱鞘炎はさけたい。バイトにも支障をきたすし。今日はこれ書いたら、休む。原因はわかってる。チャットのやりすぎ。

その前にも倶楽部の厨房でぐちってたし。サンクスいずみちん。空想の中で飲むコーヒーはおいしかったぞよ。あとビールや柿の種も。そのあと入ってきた叔父様も、いい味出してたし、コマさんの言葉には相変わらずパワーがあるし、あとじぇりぃちゃんもちょこっと顔出したのね。あたしゃトイレに行ってて気がつかなかったよ。

と、こういうことを書くのでコマ氏のゲストブックでこんなコメントもらってしまうのだ。

「月子姉さんは日に日にネットにコミットしてるなぁ。なんか自虐的なほどに(笑)」

第Ⅰ期が自分の恋愛話を中心に進んでいったのだとすると、第Ⅱ期はいかにネットの住人になっていくかというドキュメンタリーになるのだろうか、と自己分析。

ネットの住人。あたしのアドレス。あたしのテリトリ。

でもわたしは現実世界にも愛情を抱いており、この体を愛しており感謝しておるので、バーチャルに飲み込まれることはないだろう。触りたいの。この手で。撫ぜたりこねたりつねったりたたいたり、したいのよ。

こっちの世界はこっちの世界で愛してるけど。

面白さがやっと少しわかってきた。

でもって夜中にまたまたメッセンジャーソフトを起動してしまうのである。サインインの画面をじっとにらみながらクリックするかどうか迷っているのは、電話の受話器を上げて、ダイヤルしようか迷ってるのとほぼ同じ感覚である。迷い、焦り、いらだつ。電話の発信音が耳の底でよみがえる。「ツー」、といっていたのが時間が経つと、「ツー、ツー、ツー」という断続音に変わってしまうまで受話器を握りしめている。ダイヤル接続ほうっておいたらいつまでも切れることはない。結局クリック。今回はひとりだったようだけど、途中二度ほど彼女からのメールに返事を書くとかで間があった。熱いわね。

その間、倶楽部の画面を開けて更新状況をチェックする。クラブマスターのみが見れるというメンバーの接続状況の画面を見ていると、部長というより、ストーカーになった気分だ。いやだ。誰か変わって。というか、面白いから他の人にも見せたい。部長は週番制に決定。どんどんバトンタッチしよう。

ええと、夜中の12時くらいに始めたチャットを眠くなったので2時に切りあげ最後に倶楽部をのぞくと何分前かに書き込みがあった。まだ起きてるんだなあ。夜更かしだなあ。人のことはまったく言えん。メモを送ってチャットルームで待つ。3人面子が集まったところで他のチャットルームへ移動。Lycosクラブのチャット画面は恐ろしいほど使いにくいのだ。コピーも出来ないのには驚いた。

早合点したわたしはメッセンジャーを起動。このおふたかたとは以前にもMSNメッセンジャーを使ってそれぞれ一対一でチャットをしたことがあり、そのために「月子」でアカウントをとったのだ。そしたら、アレ? さっきおやすみを言った男のいる画面にでちゃったよ? どうなってるの? もういちどサインインしなおしたが結果はいっしょ。そういうものなのか。いまいちわからぬ。ポップアップメニューが何度も出たり引っ込んだりしてたかと思うと非常にはずかしい。「月子がサインインしました」「月子がサインアウトしました」

しかも移動先のアドレスが入力できずに「このチョロンはどうやったら出るのー」とあわててるし。だから初心者なんだってば。笑え。(ちなみに「チョロン」とは→「 ~ 」のことなんだけど教えてもらった入力方法また忘れちゃったよ! というか言われたとおりにやってるつもりが出ないのはナゼ?)

結局、後から教えてもらった正面入口の短いアドレスから入ってチャット部屋にアクセス。とっくに入室していたふたりと会話をはじめる。ふうん、なるほどこういうものなのか。

chat おしゃべり(する);ゴシップ;さえずる小鳥。

ちゅんちゅん、でもって。

chat up 女に話しかける、いちゃいちゃする。

だってさ>デイリーコンサイス英和辞典。チャットに対するナンパなイメージは合ってた訳だ。だってどこだか忘れたけど「ツーショットチャット」のことを「ささやきルーム」って呼んでたもんね。これってすごく「同伴喫茶」っぽーい。

それからこのネット上の会話で見かける「>」がわからなくてねー、今まで。昨夜複数でチャットして初めて必要性を実感した。やってみないとわからないことってあるんだなあ。というかわたしが、身をもって体験しないと理解できない「わからんちん」だからであろう。

でもって実例をしめしながら、「>」と「<」の使い分けを説明してもらう。うにゅー。わかったような、わからないような。細かい決まりは無く通じりゃいいのだと思う事にする。

今履歴を見てきたらチャットの画面が2枚だけ残ってた。わたしはチャットの後で急にさびしくなった時用に、チャットの内容を保存しておいて後から読み返すという性癖があるのだ。なんか電話の会話を録音して聞きなおしてるようで、こういうところが粘着質というか偏執狂的なんだと思うんだけど、後から読むと、また別の楽しさがあるんだよなー。

でもってふたつの画面には、わたしの入室前のふたりの会話と、まさに「>」、「<」の使い方についてわたしが混乱しているところ。ほかにファミコン本体をソフト20本つきで3000円でネットオークションで手に入れたとか、「マジタレ」って何? とかたわいのない会話だった。こんなのが夜中には無性に楽しいのねえ。修学旅行の学生みたいな気分になったわいな。

もう寝なきゃー、と思いつつ眠い目をこすりながらたわいのないおしゃべりに花を咲かすと。終わった後明け方の冷え込みで足とか冷たくなってたんだけど、ほっぺたがポッポとしていた。軽い興奮状態だ。変な夢、見た気もするけど短いなりにぐっすり眠れた。以前は眠りに入るのがへたで枕もとに本は必需品だったんだけど最近は分厚い文庫本を必要とせず入眠できるようになった。

今見たら部屋の主「早めに寝よっかな・・・」って入室直後に書いてるではないの。そこから二時間だよ。まったく、楽しいったら。

でもやっぱり一度もお会いしたことない人とチャットするのは抵抗ある。頑固ちゃん。
メル友とかも欲しいとは思わない。メールだけでわたしの心を動かせたらその方はよほどの手練れだ。「日記ともだち」と呼べそうな方は何人かできたけど。それだけでじゅうぶんだわ。ネット恋愛に憧れる気持ちはさらさら無いのよ。惚れたら、わたしは、会う。そゆこと。

深夜にチャット。

楽しいけど、通話料が気になるところ。昨日はそれで合計四時間か。バイトしよっと。

(クラブの効用についてじゅうぶん書けなかった。再度挑戦。今アクセスログを見たらGoogle検索「オナニー 体にいい」でいらっしゃった方が! ひっかかったのは3月の日記のタイトル。次のテーマはそれか?)

月子