2002/02/08(金) 恋愛風呂でのぼせたカラダにキリッと冷たい友情のビールを!

みなさまこんにちは、月子です。

「オージー」辞書で調べました。

orgy=乱ちき酒宴(騒ぎ)、夢中、酒神バッカスの祭

そしてその上にはこの単語が、

orgasm=(性的)興奮の頂点、オルガスム

もしかして語源は一緒? ちなみにオーストラリアの「オージー」
は「Aussie」でした。発音も違うんでしょうねえ。カタカナ
で書いちゃったら一緒ですが。いや、お恥ずかしい勘違いでした。

使い心地についての詳しいレポートはまた日を改めて。

今日は戦士と3時間ほど電話。

心が豆腐みたいになってる、と言ってた。心の強度が。
話してる時はそれなりに元気そうなんだけどね、自分の話をしてい
る時は。春になったら遊びに行くよと言って切った。戦士と話して
いると3時間もあっという間。

あんまり心配しすぎてもよくないな、と思う。彼の生命力を信じよ
う。それと運と。心配なら彼の母上が充分過ぎるほどしている。

11月に一緒に行った緑地帯へ昨日ひとりで行ったそうだ。

もう梅の花が咲いていて、その木の下で猫が死んでてカラスがたく
さん群がっていたという。

また何で寄りによってそういう不吉な景色にでくわすかね。そう、
あそこにはカラスをはじめいろんな鳥がたくさんいた。緑地帯をね
ぐらにしているんだろう。

そして、戦士との電話でわたしはやらなきゃならなかった事を思い
出した。忘れていたわけじゃない、やらなきゃいけないとわかって
いた、先延ばしにしていた仕事だ。ここしばらく日記に逃避してい
た。やらなきゃ。逃げてる場合か。

彼は彼の場所で自分の戦いを戦っている。

わたしが自分の守るべき砦を放棄したら彼を助ける事もできない。

快楽に逃げこむことは簡単。でもやるべきことをやった上でのご褒
美のセックスのほうが甘美だろう。怖いものがなければ、とことん
だらしなくなれる。でもわたしは戦士との関係を失う事を恐れてい
る。彼の信頼を失ったら、いくら励ましの言葉を送っても、共に戦
う同志としては失格だ。

性愛よりも友情。

これが戦士とのつきあいでの基本方針。

かつては、「いい女」幻想がわたしにもあった。

イメージとしての「いい女」。高級な女、金の掛かった女、手間の
かかる女、男がその手間ひまを惜しまない女、放っておかれない女、
もてる女、ちやほやされる女、上等な女、男を選ぶ女。

「つくす女」幻想、というのもある。これは単純明快、男につくす
女の事。すべてを捧げる女。

「いい女」も「つくす女」も自分で意識して目指すべき目標ではな
い。幻想に踊らされちゃいけない。評価は他人にゆだねるべきだ。

自分が大事に守るべき宝と、自由に脱ぎ捨てられる古い殻を常に見
究めないといけない。でないと不要な荷物ばかり多くなって身動き
がとれなくなってしまう。

大切なのはフットワーク。リズム感と言ってもいい。

戦士は自分のリズムでぎくしゃくと生きている。そりゃもう必死で。

わたしだって20代はやばかった。一触即発だった。無茶をしては
傷ついてばかりだった。今、20代の山場を迎えてる彼に感情移入
してるともいえる。惚れたんだよ。できることであれば何とかして
あげたい。わたしに何ができるだろう。

心配以外の何か。具体的な希望。

つい何日か連絡ないと「生きてる?」ってメール送っちゃう。
「大丈夫」って返事がくるうちは大丈夫だろう。でも、いつでもと
んでいく準備はできてるからね。

ここんとこちょっとのぼせてたわ。恋愛ボケ。

「魔性の女」も「プチ・ハーレム」もあくまで冗句ですからね。
わかってるつもりだけど調子に乗ると痛い目にあうぞ。くわばらくわばら。

さあ、しっかり生きよう。

でもってエッチになる時は思いッッッきりド助平になって楽しもう。
エロエロでいられるのは元気な証拠よん。

じゃあまたね。

みなさまもどうぞご自愛くださいませ。

月子

○○○○
昨日アクセスログ(日記の詳細設定で見る事ができる)を眺めてい
たら、「愛」という単語で日記検索をして、そこから訪れて下さっ
た方がいるようでした。わたしの場合プロファイルの「愛人」って
言葉がひっかかったようです。「愛」を検索するっていう発想がな
んだかいいなあ、と思ったのでした。わたしの日記はその方の気に
入っていただけたのでしょうか。

「裸の月」1月号についてのお知らせ。
1月1日から31日までの日記をお読みになりたい方はメモにてご
一報ください。折り返しアドレスをお知らせいたします。月子