2002/03/28(木) 生牡蠣よりも、コンビニのまずい温泉たまごこそが精子のごとき春の宵(お粗末)。

わんわんご帰還。「花見はできたの?」と聞かれる。

できたできた、東京は昨日は1日中雨だったのらしい。

万代池公園と住吉公園と2日に渡って花見をしたさ。もう3月末ま
で間もないから固有名詞書きまくりだ、どうせもうすぐ消すんだ。

わんわんが、冷蔵庫にぼらの刺身があると言うのでありがたくいた
だく。やけ酒のはずが妙に豪華だわ。刺身はうまい。こりゃもった
いなくて吐けないや。わんわんは友達のバンドのテープを聞いてい
る、ごきげん。

放っておいてくれて助かるざますオン・ザ・ロック2杯目。

あ、温泉たまごもあった。昨日ローソンで買ったやつ。雪彦が1個
食べたら「精子みたい」と言うんで、自分で食べようと思ってもっ
て帰ってきた。こんなおいしいのに。たまご全般大好き。

ムー助さまの新(旧)彼女、今まで3回子供堕してるらしい。

ふうん。

わたしは受精すらしたことない。わたしがムー助氏の彼女に嫉妬す
ることがあるとしたらそれは今じゃない。彼女がムー氏の子供を宿
した時だ。そう思う。

かつて、要さんに恋心を抱いている気はなかったのに、要さんの二
代目彼女が妊娠していると知った時、得も言われん感情を味わった。

「嫉妬」に近い。「焦り」にも。

でもそれは恋愛的感情じゃなくてもっと生物的、根源的なゆさぶり
だった。めそめそなんてできない。狂おしく叫びたいような激しい
感情だった。

わたしには何も残せないのだろうか。

「わんろ~、にゃおろ~」

となりの部屋でわんわん大騒ぎ。テープの音楽に合わせてはんはん
はん、と歌っている。同居人はご機嫌なのがよろしいね。

ではでは、と温泉たまごを割っていただきまーす。

……。

雪彦が精子だなんて言うから、もう。温泉たまごってこんな味だっ
け。コンビニだからこんなもん? 家で作ったのでももうちょっと
おいしかったぞ。こうなったら傷心温泉旅行にでも行こうかな1人
で。まあ柄じゃないからやらないが。

そうだなあ、雪彦との花見のことを、忘れないうちに書いておこう
かなあ。ムー助さんがいきなりインパクトのある話題を提供してく
れるもんだからそっちのけになっちゃったよもう。

ムーちゃん。

嫌いになって別れるんじゃないから、好きでいますで。

うまいこと友情にすりかえて、手品のように、いいものに。

恨んだり、憎んだり、妬んだり、しないですみますように神様。

お願いします。

月子