2002/07/20(土) ナポレオンが寝ぼけて言ったという有名なあのセリフ、は忘れちゃったけどわたしはチーズが大好き。
桃にかじりつくと微量の性的快楽を味わうという話を書いたけど、わたしにとって最もエロティックな食べ物それはウォッシュ・チーズ。
確か1月か2月に酒のつまみに駄菓子を食べながらナチュラル・チーズのことを夢見て日記を書いた覚えがあるのだか、そこから半年以上たって昨日やっとウォッシュ・チーズを購入した。
店員さんに、あっさり、もっちり、とろとろのどれがお好みですかと聞かれ「とろとろ」と答えたわたしにおすすめされたフランス産の香り高いウォッシュ・チーズをワン・ホール。ナイフで0時7分ほどの角度でカットして皿へ。あまり冷たいよりも室温がおいしいからそのままチーズが汗をかくまで待つ。常温でとろとろになったところを、イカの塩辛みたいに尖った箸で掬っては舐めとる。塩気で舌がしびれ乳臭い臭気が鼻を抜ける。最高。食欲と性欲は脳の奥底で繋がっているに違いない。
嗅覚と味覚、触覚を刺激され、さらにワインで陶酔。
ワインにまでこだわるとお財布にいくらあっても足りないので、いつものドイツのテーブルワインで結構。チーズがおいしければ氷水だってかまわない、そう思う。パンはいつも焼きたてのおいしいの食べてるからね、仕事先で。
発酵食品は大抵好きだと思う。チーズにはじまり、ヨーグルト納豆キムチ漬物等々。あ、もちろんお酒も好き。量はまあほどほど。あたしは猩猩さん。
昨日は白カビとウォッシュを買った。ブルーも欲しかったな。ハードタイプも好き。シェーブルも病みつき。クリームチーズもおいしい。おかかにワケギにしょうゆで食べてもおいしいし、この前、酒盗といっしょに食べたのもおいしかった。フレッシュなんてさわやかでデザートみたいでいくらでも食べられてしまう。丸ごとのオリーブがごろごろ入ったフレッシュ・チーズの美味だったこと! (オリーブの実そのものを本当においしいと思ったのもそれが最初)
プロセス・チーズだって好き。子供の時に石油ストーブの上にのせて焦げ目がつくまで焼いてとろとろになったところをスプーンですくって食べた。焼きそばや、即席ラーメンにまで潜入させて、熱でとろとろになったところを食べた。チーズには麺のあとがついていた。チーズかまぼこのチーズだけを選って食べるのは遊びみたいなものだったけど。魚肉ソーセージみたいなチューブに入ったのもあったっけね。開ける場所の目印に赤いテープがついていて給食に出たような記憶がある。ファミリーレストランでスパゲティ・ナポリタンやグラタンやドリアを頼むと出てくるパルメザン・チーズも山程かけるのが好き。容器にちょっぴりしか残ってないと悲しい。タバスコをお供に。ドミノ・ピザもチーズはトリプル。ダブル・チーズのメニューを選んでさらにエクストラチーズをトッピングしてもらうの。ああ、食べたくなっちゃった!
でも今晩のメニューはアジのフライとオニオン・リング・フライと心に決めている。
アジは昼に5尾手開きにして3尾は刺身で食べたその残りです。アラを煮たのは猫にやりました。骨しか残らない。よきかなよきかな。
酔った。ちょっと昼寝します。
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月子
今日は海の日なんだって?
あんまり関係なかったな、わたしには。
2002.7.20