2002/07/17(水) 男の尖った舌先が恋しくてふるえる炎のようなわたしのクリトリス【本編】。

昨日は晴れたにもかかわらず結局午後ずっと部屋にいたわたしは何をしていたかというと骨盤が健やかに開閉するための体操をいくつかと楽器の練習と部屋の片付けを少し。今日こそは行かねばと思うとまた一日部屋にいたくなる。仕事も休みだし。そういう時期なんだきっと。生理が近い。

男が先月郵送してくれたエロCDROMを見ながらオナニーをする。男が古本屋で集めるのを趣味としている素人投稿雑誌の付録だ。友達から借りていて今男の部屋にある旧式のMacで再生することが出来ず、ネットカフェまで友達と一緒に行き鑑賞したがいまいちである、と評価したもの。見るとなるほど顔と陰部の両方にモザイクが施してあるので見づらいことこのうえない。短いし。映像作品じゃなく隣の部屋のセックスの声が聞こえてくるぐらいの感覚として密閉型ヘッドフォンで音声のみを味わう。

喘ぎ声にも好みがあることを知る。

あまりにも可愛らしい声であんあん言っているのはアニメの声優がふき替えてるような錯覚がしてしまいあまりよろしくない。といって完全にリラックスした地声というのも夫婦のセックスみたいでそれはそれでよろしいが鑑賞するには刺激に欠ける。作り声でも演技でも構わないのだ。そこにぐっとくる何かが表現されていれば。快楽性欲発情欲情劣情恋愛感情安心不安緊張弛緩等々々。

こちらのコンディションもあるし。

本日の鑑賞はまあまあといった感じだが事後トイレへ立つと生理が始まっていた。予定より2日ほど早い。乳が重いのは生理前だったかららしい。体重は男の部屋から戻り何度か排泄するとすぐもとに戻ってしまった。

男の部屋で。

2ヶ月ぶりに再会しくちづけをかわしていると、自分のクリトリスが尖ってくるのを感じた。

男のくちびるの弾力はふわふわと頼りないやわらかさで実はその奥に硬く尖る舌をかくしている。まずくちびる同士が出会いそれから舌と舌が再会する。男の舌に会えたよろこびにおどりながらからみつくわたしの舌。それに答えるように男の舌もまたよろこびはしゃぎまとわりつく。お互いのくちびるをぴったりあわせた密室でねちねち抱き合ったり、口から舌を突き出してフレンチ・キッスみたいに舌先だけをつんつんと当ててみたり。

思い切り舌を伸ばして男の口蓋の上のほうを探る。彼の実家の愛玩犬みたいにぺろぺろ舐めてみる。うふふと男が息で笑う。くすぐったかったようだ。

こうしてわたしの舌が男の舌との再会を楽しんでいるあいだ、男の趣味であるところの白い木綿のパンティの中でクリトリスは来たるべき男の舌との再会に身を震わせきーんと痛いほどに尖っているのであった。

膣は膣で指が恋しくて泣いてるし。彼はクンニが上手いのよ。

でもその前にまずはペニスをまるごと抱きしめなくっちゃ。二ヶ月もからっぽのポケットでさびしかったのよ。泣いてばっかりいたんだってば。

さ・て・と。

曇っていると思ったら雨が降ってきた。どんよりと蒸し暑い。今の気分のように。

これならなんとか出かけられるだろうか。

 

さてこれは何でしょう? 

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てなこと書いてる間に晴れてきちゃった……、部屋にいたいわ。

月子

 

 

(※サムネ画像をクリックすると全体画像に飛ぶようになっていた)

 

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