2002/06/29(土) 須佐之男こと益荒男こと雪彦こと戦士こと男3への手紙。<其の2>

小ナベで1人分の米をたいて納豆ご飯を食べ、湯を沸かし紅茶を入れ冷凍保存してあった菓子パンを1コ温め直しました。寝転びながらやはり、お行儀悪く続きを書いてます。6時になったようです。外でチャイムが鳴ってますから「夕焼け小焼け」のメロディーが。隣の部屋ではわんわんが……のチューニングをやっています。やっぱり1人じゃないといまいち集中できないね。意識が散漫になってしまいます。パソコンのキーボードに向かう習慣がついてしまったせいでしょうか? 文章を考える時に。両手を均等に使うってのは脳にはいいみたいですね。ペンを握ってると、右肩ばかりが凝りますから。でも昔の人は皆ペンを握って書いたんだよな夏目ソーセキもドフトエフスキーも。湯を沸かしながら考えていたのは常識にせよ何にせよ、万人にとって都合よく作られたものは個人にとって都合がよくない、という事だ。少なくともわたしにとっての常識はわたしにとって都合のいいものでなくてはならないのではなかろうか、と。ブラジャーもサイズもそうです。75のCならどれでもいいという訳じゃなく、自分の体にぴったりくるものは限られていて探し出さなきゃならない。

庭に猫が遊びに来ます。昼寝にいいように、毛布を敷いてあるのです。のき下で雨も当たらないので今日も2匹(2ヶ所)昼寝してました。煮干をやったりします。野良なんで触らせてはくれません。窓を開けておくと、部屋の中を探検するコもいます。入ってこないコもいます。畳で爪をとぐ困ったヤツもいる。今年生まれた真っ黒いのがもう出回ってて、人間で言えば中学生か高校生ってかんじで、初々しいです。びくびくしてます。ミイ子は野良だけど触らせてくれたね。花火した夜の事を思い出しました。文学少女が泣いて喜ぶシュチエーションてやつね。
この前、雪彦君がコンビニにビールのつまみを買い出しに行った時、何でトコロ天を買ってきたのか不思議だったんだけど、あれは、去年わたしが、スーパー玉出でトコロ天を買ったのを覚えてたからなのかい? 帰ったから思い出したのだが。そんな事があったっけ、と。わたし、トコロ天好きだなんて話を雪彦君にしたっけなあ…? と後から考えて。タコ焼、前はマヨなしだった、とかそういうのね。さすが……の息子? ちょっとうれしい気がした。マヨネーズは味が強いからね、好きな時とキライな時がある。去年の春は「世にも美しいダイエット」を再読して、それに影響うけてる時だったからかも知れない。今年は1月に熱出したけど、確か去年も、1月か2月に体調くずして、体にいい食事を摂ろう、とかね、そんな事考えてた気がする。酒をひかえたり。んでクラッカー持ち歩いてバター塗って食べたりしたんだな。あの部屋では、いろいろ作って食べたね。窓が多くて明るかった。でもって、とっても、せまかったっけ。なつかしいな。

【三枚目に続く】