2002/06/11(火) 見知らぬ男と濃厚キッスの夢、以前はよく見たんだけど最近はおだやかな夢が多いな。

はこべ荘の夢を見た。

実際より広い中庭。雑草がぼうぼう。昼間だというのに映画の野外上映会が行われている。それを仕切っているのは「男」の先輩だ。スクリーンの映像より、雑草の緑や、モンシロチョウに目を奪われる。夏のような濃い日差しだ。

トイレを使うためにはこべ荘に入る。玄関は真中に移動していた。廊下も木で出来ている。ちょっとした旅館のようだ。共同便所がきれいになっているので驚いた。部屋の前に小洒落た看板を出して飲食店のようなことをしているところまである。それでトイレがきれいになったのか、と勝手に納得。木のサンダルが置いてあり履き替えるようになっていた。

突き当たりには「男」の部屋があるはずだ。でものぞかない。用を足し、木造旅館のような共同アパートを見学してまわる。他にも食事に来た客なのか、若い女の二、三人連れが廊下を歩きながらおしゃべりしている。わたしは二階に上がる。そういえば二階には一度も上がったことがなかったな。

二階がまた広い。廊下の両側に部屋がある。何部屋もぶち抜きでお座敷のようになっている。宴会でもやるのか。持ち主が使用するのか。東西に長い建物だが、中央と、西よりにも階段がある。一番西の角の部屋には中国人の漫画家だかアニメーターだか冒険空想小説家だかが住んでいて、部屋がのぞけるようになっている。テレビみたいに中の様子が見える。見られている方は気にせず日常を送っているのだな。いやいや、見られていることを前提にエンターティメントな生活を営んでるのだ。中国人男性のパートナーのクーニャンまで登場した。電話が鳴り何か事件でも起こったらしい。どたどたと部屋を出て西側の階段を下る彼ら。行ってしまった。彼らの後は追わない。

どの部屋も日当たりがいいのだ。空いてる部屋に住んでみたい。のぞかれてもいいから。

畳、卓袱台、三面鏡、たたんだ布団。わたしの部屋のイメージはそんなところだ。本もあるが本棚にたてる程の量はない。ほんのちょっぴりの本。そんな部屋ものぞいたような気がする。日に焼けた畳。ところどころ磨り減っている。窓には薄っぺらいカーテン。

「男」に抱きかかえられるイメージ。せまい入口にわたしの体の一部があたる。足の先とか肩とか。そんな夢。

うーん、未練たっぷり。

3月の日記を読み返したせいだな。ま、いいか。明るくて日差したっぷりの夢だった。

プロファイルの画像に、体か顔の一部でいいから写真を載せてっていうリクエストがあった。わたしを切り取るとしたらどのパーツだろう? デジタルカメラは持ってないから、手持ちの紙焼きから選ぶことになるかしら。ちょっと見てみたけど、これ! という写真を選ぶのは難しいね。色んな人が目にすることを考えるとね。いちおう選んでおこうか。公表はしないかもしれないけど。その方だけにこっそり見せることになるかもしれないけど。日記書きが主体だから、著者近影は、ないほうがいい場合もあるしさ。顔が自慢てわけでもないし。体のほうが自信あるかな。自信ていうか、自愛か。

みなさまもご自愛下さいませ。月

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