2002/05/16(木) Webで日記を書くことについて。および千日前変態倶楽部活動報告。

イチゴを寿司にのせようなんて、しかも練乳かけようなんて。

そういう軍艦寿司があるらしいの。食べた人の感想、海苔と練乳は意外とあう。マジ? まあいいや。イチゴ練乳寿司300円。不二家のショートケーキのほうがまし。まあ、話題にはなるよね。

今日は薄曇りで肌寒くて外に出たくなくて、用事もないからちょうど良く、昨日ビールのお供にと買ったお菓子の残りをつまむ。紅茶をポットにいっぱい。たらみ良好。

メール3通、メモ2通、日記の掲示板1件、クラブの投稿、表6件、裏1件。

ゲストの方にも読めるようにと部長挨拶掲示板に載せた記事も着実に参照回数が増えている。

だいたい昨日15日付けの投稿だけでも19件もあるのだ。「倶楽部サロン」12件、「こちら厨房。」7件。しかもどれも濃い。この倶楽部では「元気~?」「元気~!」だけでは済まされない濃度の高いコミュニケーションが要求される。入会したもののどう食い込んでいったらいいのか測りきれない方もいらっしゃる様子。でも、それはそれでよろしいかも。「元気~?」「元気~!」的なコミュニケーションでしたらなにもプライベート・クラブである必要はないわけですから今の有様はなかなか理想的なのではないかと思われます。エッヘン(自負。

ノーマルとアブノーマルの間(はざま)で。

入会後までも「わたしは変態ではありませんので(わかりませんが)、」と前置きしてから投稿されるかたは少なくない。往生際が悪いというか、謙虚というか、不思議である。(※注1)

「変態とはこんなわたしのような中途半端な性的願望保持者でなく、もっと気高く素晴らしいものである。」だからわたしは「変態ではない」のか。

それとも「わたしはあくまでノーマルである」という立場からの発言であろうか。

入会間もない方から「変態と正常の線引きは?」という投げかけがあったが明確な回答は得られなかった。クラブ開設当初から度々あったのだが「カクカクシカジカ。こんなわたしは変態でしょうか?」という投げかけで投稿文をまとめる、というひとつの定型が誰といわず自然と発生してしまう点でも、変態と正常の線引きは難しく、特に当事者にとっては判断つきかねるのかもしれない。

とっても自覚的、かつ明確なわかりやす~い変態さん(※注2)もいいものですが、そういう方はインターネット・クラブに入会するなどというややこしいことはせず、日々変態ライフを実践しているのでありましょう。

「普通(ノーマル)である」「正常である」ということが自身のよりどころのになっている方を、わたしは警戒する傾向にある。そういう方は、自分が「常識的な人間である」ということを武器に、「非常識な人間(少数派)」を攻撃してくることがよくあるからだ。わたしは常に少数派に心惹かれる社会的異端児(※注3)である。

「普通」、これはまだいい。わたしだって自分の事を自分としてはフツーと思ってる。フツーの人としてフツーの毎日を送っているつもりだ。

「常識的な人間」、わたしにだって常識はある。36年間この世で生きてきて人間社会の荒波を乗り切るために身につけたノウハウのあれこれ。

しかし、「良識ある社会人」、こんな武器を持ち出す人に対しては本気で警戒する。そういう建前が必要な場面もあることは理解しているけど、ここはわたしにとっては自由な魂の遊び場なんだ。そういう意味では神聖な場所なんだ。本気で遊んでいる時ってそりゃ真剣勝負だろう。馴れ合いも、ぬるい仲間意識も必要としない。誰にも指図されたくない。それほど孤独でわがままで自由な遊びなのだ。

「裸の月」書き始めてごく最初の頃に送られてきた「説教メモ」になんであんなに腹が立ったか自分で書いてて今頃わかった。「良識ある社会人」的立場からわたしを攻撃してきたからだ。でも今になって思うと、それ送ってきた人は、なにもわたしを本気で悔い改めさせようというより、単にコミュニケーション取りたかったのかもしれないという気もするな。やさしく考えて差し上げればね。

まあ、「かまって欲しかった」というわけ。でも、そんな人を相手にする気はさらさらないの。わたしはもっと繊細で的確で甘美なコミュニケーションが存在する事を知ってるの。

それはね、何がどうなってどう、こうだからこう、と言葉や文章や図解で説明できるような大雑把なものではないのよ。テレパシーに近いかも。微超能力。

「裸の月」現在の、My日記登録者58人。

スプーン曲げるみたいに日記書きたい! と第Ⅰ期(1月~3月)に書いたんだけど、わたしの念力(笑)をちゃんと受信してくださってる方々がいるということだと思うの。単に不倫の恋の末路が知りたい、エロな性描写が読みたいとかいう女性週刊誌的な下世話な興味じゃなく(※注4)、その微細量なテレパシーを受信することに快感を見いだしてらっしゃる感度のいいアンテナを持った方たちだと思うのね。

もちろん興味の方向が変わって登録削除される方もいると思うの。実際時々人数減るし。そうすると「まあ、しかたないや」とわかっていてもぽっちり気分がへこむのね。だけどしばらくすると、戻ってるの。そして増えるの、ひとり、ふたりと。そうすると「ああ大丈夫、ちゃんと伝わってる」と思ってまたせっせと書くの。そのくり返し。

クラブの方もなんだか大丈夫な感じになってきた。方向性さえ間違ってなかったら多少のトラブルは乗り切れるもんさ。何かトラブルがあったという意味ではないのですが。

でもって変態倶楽部「東京サミット」いよいよ実現か!?

その模様は日記で報告されるかもしれない。されないかもしれない。不明。

ではまた、早ければ明日。新着日記でお会いしましょう。

月子


※注1:もちろん、変態倶楽部部員=変態、ではないと思います。
※注2:露出狂の典型「コートの下は裸」叔父さん等。
※注3:だからって自分を「ダメ人間」だとはまるで思っていません。
※注4:それももちろんありだと思う、無責任に言っちゃえば。Web日記はそれに向いている。こっそり読めるし。ただ読後感は様々よね。

【追記】ライコスのゲストブック再開しました。ホームページのほうは初めての方用ゲストブックということでいちおう。よろしくお願いします。

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