2002/05/14(火) 夢に出てきた男は誰だったのだろう。裸で抱き合ってた。

Y叔父に焼いてもらったお土産を楽しみながら休日を過ごす。

ここのところの睡眠不足を解消すべく昼間で眠った。性的な夢を見ていたようだ。気持ちいいような気色悪いようなもやもやした読後感。夢見感? なんか夢蜜柑みたいだな。なんだ夢ミカンて。

外へでても差しつかえないような格好をするのが面倒臭く、裸に近い格好で家にあるものを食べてだらだら過ごす。紅茶、バターロール&バタ&ハチミツ、コーヒー、お菓子の残り。「たのもしき日本語」と「ロリータ」を交互に読み進む。これはこれで妙な読中感。「たのもしき~」のポルトガル語の章で、自分が「カステラ」を「カステーラ」と伸ばして表記した理由がわかった。クラブの厨房掲示板に書いとこう。どうでもいいような事だが。

口内炎が出来てしまった。痛い。野菜不足か。炭水化物多可か。

家人より、今日は天気がいいので洗濯して、と電話でお願いされる。頼むよ、と。日頃のわたしのなまけぶりを示す出来事である。お願いされちゃしょうがない、洗濯でもするか。ホント、いい天気だ。陽だまりの気持ちよさよ。猫の通路の雑草を抜く。ここを居心地よくして夏を過ごそう。「ビールに枝豆」をするんだ。1分リゾート。すだれで目隠しをしてさ。そのためには、山となしてるガラクタを処分しなくてはならない。うーむ、やるのか? わたし。引っ越した人、これから引っ越す予定の人がちょっぴりうらやましい。今の環境を変えるのが億劫で、つい遠出をすることで気を紛らわしてるわたしだ。旅人なのさ、ってそんないいものではないよな。単なる現実逃避者だ。

夢に出てきた男は誰だったのだろう。裸で抱き合ってた。エロティックな雰囲気はほとんどなく、スキンシップの気持ちよさを味わった。相手の背中にまわした腕で尾テイ骨の辺りをさぐるとつぶつぶと汗の玉がのっていたのでそれを指先ですくった。場所はどこなのかも不明。夢の中では見知った人であるという設定。白くやや肉付きのよい体型だった。あまり背も高くない。会話の記憶もない。

とりあえず紅茶にビタミンCを入れて飲む。アスコルビック・アシッド。たしかビタミンは熱で壊れるんじゃなかったか。そう思っていつも、少しぬるくなった紅茶に溶かすようにしている。味はまあレモンティーみたいな感じ。風邪ひいたかな? と思うときもアスコルビン酸の出番。美白の効果もあるって、ホントかな。

オロナミンCを飲むよりは体によさそうだけど。あれは、甘いよ。でもって色が黄色いのが気持ち悪い。瓶から直接飲むものだから長いこと黄色いのを知らなかった。なんで黄色いのかも不明。子供の頃のCMで刷り込まれた「オロナミンCは小さな巨人です」なんて、いいイメージはもうどこにもないの。コマーシャルには用心するようになったの。

Jちゃんにもらった匂い、とても気に入っている。もらったアトマイザーにエタノール入れて「原液に近いの」と言われたそれをスポイトでたらし、ふって混ぜる。胸元にシュッっとひと吹き。いい匂い。でも、なんだかいつも側にJちゃんがいるみたいだぞ? ついでに彼氏ちゃんまでもれなくついてきそうだ、なんて。

記憶のカクテル。

曖昧に、綯い交ぜに、夢も現実も、清も濁も、過去も未来も、混ぜて飲み込む。夢の男も別れた男も寝起きを共にする男もネットでしか関わりのない男も等しく頭の中に存在する。触れるか、触れないかの違いだ。それは大きな違いだけれど。

会いたい、というのは触りたい、ということだったりする。手触り、温もり、皮膚の匂い、息の匂い、舌の動き、指先の動き、表情の変化、空気の波動、血液の奔流、流れ出す体液。トケテシマイタイ。溶ける、融ける、熔ける、どれがいい? どれも気持ちよさそうだわ。謎が解けることもトケルと言うのね。結ばれては梳ける。梳けては結ばれる。指と指、足と足、舌と舌、心と心。

蜜月は短い。心して甘受せよ。

詩人ぶってみました。

こんな午後もあるということで、許されよ。ペコリ m(  )m いや~んo

月子

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