2002/05/12(日) 「Web日記」って「集団オナニー」? けっこう本気で『健全日記書き宣言』を考えてみる。

今日はわがパーソナル・コンピュータのディスク・クリーンナップをし、スキャンディスクをし、デフラフし、データのバックアップを取った。そしたら日記の下書がいっぱい出てきた。じぇりちゃんの再放送まねしてじゃないけど、2月の日記を再録します。これ書いた時、おぎーの氏がゲストブックに書込みしてくれたんだよな。正直女ばっかで辟易(勝手言ってスマン)してたので、救われた思いがしたものよ。最初のタイトルは「禁断の木の実はどんな味?」というシンプルなものだった。


2月20日(木)「ロリータ」V.S.「サムライ」!? 甘い言葉には用心。【前編】


いきなり聖句を引用。

「女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるようにそそのかしていた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた」
創世記3章6節(新共同訳)


有名な禁断の木の実ですがな。神様が食べちゃいけないと言った木の実を、蛇にそそのかされて女が食べちゃうくだり。

どんな味がしたんだろう。

きっとおいしかったに違いない。まずかったらオエっと吐き出すよね。毒かもしれないしさ。で、神様怒って2人を楽園から追い出しちゃうんだけど、これ、どう見ても最初から神様の筋書き通りって気がして仕方ない。

楽園を作ったのも神様。そこに人を住まわせたのも神様。賢いものとして蛇を作ったのも神様。食べると死んじゃう善悪の知識の木を作ったのも神様。そしてそれは園の中央に生えている。しかもおいしそうな実をつけて……。

食えって言ってるようなもんじゃねえか、神様!

聖書によれば「女」は「人」から作られたそうですが、遺伝子によれば「男(XY)」は「女(XX)」から出来ているそうな。XXのXの棒が1本ないのがXYなんだってさ。

どうも聖書って、男の立場から書かれている気がする。救世主、イエス・キリストも男だしさ。筆者も当然男ばかりよ。

それでも、人々は母性を求めるから、マリア信仰なんてのが生まれたんではなかろうか。

宗教について語るつもりはないので、このくらいにしとこう。教会内での健全なおつきあいに辟易して、飛び出しちゃったわたしだ。

何が書きたかったかというと、おいしそうなものに先に手を出すのは女なのかってこと。男は自分からは食べないの。でも、食べたいとは思っているのさ。だって、女にすすめられたら食べちゃうんだもん。いつまでもいい子でいたかったら食べなきゃ良かったんだ。

しかもアダムちゃん、神様に「何で食べたんだ」と言われたら、

「イヴちゃんが木から取って、僕にくれたからだ」

なんて言うのよー! 自分も食べたかったとはっきりおっしゃい!

まあ実際そうなんだろうけど。自分からは取ったりしなかったんでしょうよ。で、蛇は賢いからアダムじゃなくて女を誘惑するわけよ。

それにしたってアダムだって子供じゃないんだからさあ、無理矢理口にねじ込まれたんならともかく、自分の意志で食べたんじゃないのかねえ。女を言い訳につかうなよ。

アダムが女を「イヴ(エヴァ)」と名づけるのは神様に怒られてからでした。そして人は服を着るようになる。それまではスッポンポン。木の実を食べたら知恵がついて、あっ裸だ! と思って、いちじくの葉をつづり合せてでアソコを隠した。神様はエデンの園からふたりを追い出す前に皮の衣を作って着せてくれた。どんなデザインだったのでしょう。葉っぱよりは着心地良かったかな。裸で放り出されるんじゃなくてまだよかった。

脱線、脱線。

なんで「創世記」思い出したかと言うと、不倫って「禁断の木の実」って言い方をされるじゃないですか。実際、「女」をそそのかした「蛇」は男性の象徴だしね。でもって、そそのかした罰として呪われるんだって、かわいちょ。賢いものとしてお作りになったのは神様本人なのに。よーわからんよ、もう。

まあ、誘惑は太古の昔から存在した、ということでしょうか。

祝福があり、楽園があり、誘惑があり、呪いがあった、と。エデンを出てからは当然いろいろ大変。長男が次男を殺しちゃったり(早くも殺人事件だよ!)。それでもじゃんじゃん子供を産んで、アダムは930歳まで生きた。イヴちゃんは何歳まで生きたんだろう。 130歳までは子供を産んでたらしいよ。

とんでも本だな、聖書って。面白いのは確かです。男の視点だけど。

真面目に信仰されてる方、いらっしゃったらごめんなさい。そういう方は、わたしの日記なんか読んじゃいないか。ダメですよ読んじゃ。

「魔性の女」月子は「蛇」の味方です。なんちって。

以前に書いたことけど、「魔性の女」と「そうでない女」がいるんじゃなくて、「女」という性がすでに「魔性」なのだ、と言うことが創世記にも書いてありましたね。うふ。

さて、自分の手首につけたトワレをくんくんするのが、すっかり病みつきになってしまい、また新しい香りを買ってきちゃいました。

ひとつは甘さの少ないすっきりした香り。リフレッシュ用。

そして、もうひとつ、戦士へおみやげ「サムライ」。

これだけはサンプルが出てなかったので、(万引きされた様子、まったくイヴの子孫たちは……)当てずっぽに買った。名前だけで。

中学生の時、担任の先生に「おまえはそんなサムライみたいなことばかり言って、それでは生きていけないぞ」と言われた戦士。

「4歳は、もう大人」と戦士は言う。

その頃からすでに彼にとってこの世は生きにくい所であったらしい。

彼に香水なんか、似合うかどうかわからない。「サムライ」の香りを試してみようにも、今わたしは雑貨屋の売り場で手にこぼしてしまった甘ったるい匂いに包まれて嗅ぎ分けることができそうにない。

このタイトル気に入っちゃった。

なんか、「ルパン三世」見たいじゃない? わたしは年代的にも「旧ルパン」がお好みさ。最近のはどーもイメージ壊れるから絶対見ないよ。原作も好き。不二子ちゃんの色っぽい事! 最高。

それに、書きたいことを十分に書けなかったわ。

一休みしたら続き書こうっと。

月子

PR>>>>>千日前変態倶楽部