2002/05/08(水) モーニング・セックス&モーニング・コーヒー。傘と制服の思い出。

メリタのドリッパーは穴ひとつ。カリタはみっつ。うちにあるのはメリタ。

湯を沸かす。

挽いたばかりの豆を流しにぶちまけてしまい気分が少しへこむ。

ふん、また挽けばいいことじゃ。お祝いにもらったコーヒー・ミルは肝心なところがもうぐらぐらしていて必要以上に力がいる。もらって八年はたつから。

オーブン・トースターで昨日のクロワッサンを温めなおす。左手の人差し指を火傷してしまう。何かさえねーの。氷で冷やす。

PCの電源を入れる。

夜の間の変化、メモ1通、クラブの書込み1件、更新されてた日記ひとつ。

メールなし。静かな夜だったみたい。わたしも早くに寝たんだ。風呂、文庫本、枕、布団。必要なものってほんのちょっぴりでいいんだな。

朝、男とセックス。最後までいかなかった。お互い。無印良品みたいなシンプル極まりないセックス。半年ぶりだというのになあ。いいのかこれで。できるのか子供。

曇り空。

ゴールデン・ウイーク中は日記のアクセスも静かだった。やっぱりお仕事中の息抜きに読んでらっしゃる方は多いみたい。あとは家族の面倒を見る主婦の方が、やっとひとりの時間を取り戻したということか。だいたい元のペースに戻った。1日約100hit。3回更新するとその3倍。わかりやすい。

火傷は最初が肝心。とにかく急いで冷やす。なるべくいつまでも冷やし続ける。そうしないと後で痛くなるから。放っておいて、あとで冷やしてもだめなの。もしかして心の火傷も同じなのかな。

痛いとこ、あんねん。

でもそれはここに書いてもしょうのないことなので書かない。ちゃんと痛い原因も痛い理由もわかってるから大丈夫。今、冷やしてるとこ。じんじんする。生きてるのねわたし。

コーヒーはおいしいし。

自分で入れたコーヒー飲むのは結構好きだ。

あるコーヒー屋の店主の書いた本を図書館で読んだことがある。その中に、「湯を練る」という表現が出てきてわたしはしびれた。「湯を練る」。沸騰したお湯は泡立つ。最初は大きな泡なのだが、沸騰した時点で火を弱め、更に2分ほど沸点を保ち、泡が細かくなってからコーヒーを入れるのに用いるのだそうだ。「湯を練る」。格好いい。

村上龍の「イビサ」を思い出した。売ってしまったので手元にないが。

今日は、降るのかな? 傘を持って出たほうがいいのだろうか。

自宅から中学校へ通っているころ、朝傘を持って出るのがいやで、よく母と喧嘩した。今日は降るって天気予報で言ってるんだから持っていきなさい。無理矢理もたされた傘を家の玄関に置いて出る。後ろで母が大きな声で何か言っている。雨が降ったら濡れる権利は生き物には等しくあるんじゃないだろうか。制服なんかちっとも大事じゃなかった。皮のカバンも。学校まではたっぷり20分は歩いたから、よく濡れたもんだ。まあ、そのうち乾くのさ。タオルで髪の毛拭いて、それで終わり。

セーラー服だったな、制服は。

スカート長くするのが流行ってたけど、興味のないわたしはどこもいじらずそのままだった。カバンもぶっといまんま。きっと今でもそうだろう。制服いじるくらいなら、制服着なくていい環境に逃げ出すほうが早い。

10時だ。出かけます。ではまた。

月子

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