2002/04/23(火) クラブ活動、その2。「千日前変態倶楽部」と「年下くんクラブ」。

千日前変態倶楽部、4月7日にコマさんが立ち上げて、10日後の4月17日にわたしが引き継いだ。

現在会員12名。過去一週間の訪問率91%(LowlowsGirlさんがおみかぎり。カモーン。)メイン掲示板への書き込みが111件、サブ(19日に開設)が18件。閲覧、書き込みに登録、認証を必要とするプライベート・タイプのクラブだ。

今日はえっと23日だから発足から、16日間? まだそんなもん? そっかー。盛り上がり過ぎだねわたしたち、いえわたし。部長ついだってこともあるけどクラブへのアクセス数はぶっちぎりの128回だ。はずかしいなあ。でもいいの。楽しいから。

変態倶楽部だからいちおうテーマは「変態」についてなんですよ。会員が「変態」、とうよりは「変態」に興味のある人の集まりになってます。アブノーマルとは何か、に始まって自分の中の変態、過去に遭遇した変態、ネット上で見かけた変態、そもそも変態って何? とか、みんながそれぞれ「変態」をキイワードに今まで埋もれていた過去の記憶や自分の嗜好などを報告しあっています。(真面目)

で、それはそれとして。

雑談もしてます。自分の持ってる「ダサT」について、今日の気分の報告、体調や仕事のこと。サブ掲示板を「厨房(ちゅうぼう)」つまりテーマ以外の話をするダベリ場所と設定。アシスタントのいずみちんを担当者に任命。最初は厨房らしく、変態料理レシピを募集してたんだけど(例のせんべいは倶楽部の歴史に残る名書き込みでした。)、わたしが倶楽部運営についての思ったこと(ほぼグチ)をガーと吐き出したため、それで方向性が決まりました。

わたしの厨房のイメージ。

飲食店で働いてたことがあって、ウエイトレスがわがままな客のせいでいやなことがあったりすると、厨房でガーっとグチるんだよね。でもってさっぱりして、また笑顔で接客をする、というそういう場所なの。楽屋みたいな感じかな。

でもって、たんなるグチじゃ読んでくれる人に申し訳ないし書いてても楽しくないので元演劇少女エセ北島マヤペルソナ(なんやそら)を始動させ、いきなり1人芝居風書き込み。架空のコーヒーを登場させ、話しながら飲む。話し相手にタバコ吸わせてみたり。

で、楽しいから、次はビールだ柿の種だと書いていたら、厨房じゃなくて「飲み屋」になっちゃった。でもいいんだ、楽しいから。あるメンバーの頭の中では、「ママのいる裏路地のバー」。ちょいと顔を出してみるだけの人。担当者に自分の好みの食べ物や飲み物をオーダーする。架空のキッチンだ。楽しい。

でもってそういうごっこ遊びの書き込みの中で、会員のプライベートの片りんがちらりと見えて興味深い。仕事がきついということ、体調をくずしたということ、出張中でいつもと違う場所からの書きこみ、食べ物の好み、好きなタバコの銘柄など等。

でもって厨房に顔出す人はメンバーのうちの半数で間違いなくアクセス数上位者なのですわ。それだけクラブに「コミット」してるってことですね。もしくは活字中毒者かもしれない。文章で欲情できるというのも人間の特技だよな。もし、文字という文化を持たない種族があれば、文字で欲情している人間を見たら確実に「変態」に見えるだろう。その点写真はダイレクトな視覚的刺激だが。

みんな刺激が欲しいのねん。でもって過度の刺激のあとには休息が必要。

日に日にWeb日記およびインターネット・クラブへのコミットを自虐的なまでに(笑)深めているわたし。←ほら、もう「(笑)」も抵抗なく書けるようになってきているじゃないの。顔文字まであと1歩か?

でも、さっき1月の日記読み返してて思ったんだけど、わたしはやっぱり広く浅く多くより、せまくても深いところに届けたいんだな。くねくねと奥まった、届きにくいところ。生まれてから一度も掻いたことなかったけど、実はそこがずっと痒かった、そんな場所を探すんだ。

しかし、すなお菌。

すごい感染率なのよーん。わたしも含めて。クラブに入ってよかったことのひとつは「すぬ様」のステキなキャラクターを知ったことかしら。これに拮抗するのは「だって暇なんだもん」をお書きのフラメンコさんの使う「あたち」。これもかなりの感染力があったよわたしには。

わからないかたにご説明。すなおさんは「穴の領分」というタイトルで日記をかいてらっしゃるのだけど、そのゆっくりまったりの口調(文体)が、読んでる人にうつるんですよん。ゲストブックの特に最初のころ、すなお調全開の受け答えが最高。のらりくらりと一見さんをかわしつつ、しだいにコミュニケーションを深め、読む人の時差を狂わせとりこにしていく……。スピード感ということではコマジュン氏の「天王寺の男」(ド短期「六本木の男」?)が対極にあると言えましょう。

ああ、日記って楽しいな。

★★日記才人からお越しのお客様へ。ここにでてくる日記はすべてLycosダイアリー内のものです。このページの一番上のLycosダイアリー・ロゴからダイアリー・トップへ行けば「日記検索」で出てきます。興味のある方はあわせてお読みください。ついでにその他のおすすめは「人生楽ありゃクリトリス」Byおぎーの。「Verlorene Paradies」Byいずみちん。「じぇりぃのすーぷ」Byjelybeenなどなど、ってみんな倶楽部員じゃん! でもこれは身内びいきというより、本当に面白いんだってば! 業務連絡でした。★★

でもってクラブ。

これを忘れないうちに書いておきたい。

何かというと「ひとりだけクラブ」の存在だ。そんなものがあることわたしは部長をつぐまで知らなかった。他のクラブはどーなってんのかいな~と、ランダムにクラブのリストをのぞきにいったのさ。でもって訪問率100%のクラブって意外と少ないんだなあ、と思いつつリストを進んでいくと、ん? あるじゃんいくつも赤いの(100%だと赤で表示される)と思ってよくみると、それらのクラブはどれも会員1名なのだ。

かなしい……。

この指とーまれ! をやったけどだれも集まってくれなかったのだ。ひとりで盛上がっちゃったのだ。うーむ、うーむ。作るのは簡単だけど、もうちょっとなんとかならなかったのか? 客ゼロでライブやるようなものか? うーむ。すごい世界だ。

いくつもある「ひとりクラブ」の中でヒットだったのが「年下くんクラブ」。

年下とつきあってる人集まりましょう! というもの。発足したかたは年下好きらしく、今まで9歳年下の男性とつきあってたのが、このたび18歳年下の男性とつきあうことになり(うれしかったんだろうな……)年下好きで集まって交流をもちましょう(ってどんな交流やねん)というクラブだ。じぇりぃちゃん、入ってみる? あ、いずみちんもどう? あたしは遠慮しとくけど。むしろ変態倶楽部に誘ってみようかな。なんて。(「年下くん倶楽部」最新情報! 会員2名になってました。でも訪問率0%って、作った本人も1週間以上ほったらかしってことですわ。)

この世の中には様々な思惑が渦巻いているのですね。勉強になります。

というわけで「クラブ活動、その2」でした。

入会希望のかたは下記からおいで下さい。我が倶楽部のメインページに出ます。入会申込をするためにはまずLycosメンバーズにサインアップする必要があります。では、よろしくお願いします。

 

人の心の深遠に触れ悦楽のため息をつく……。
千日前変態倶楽部へはこちらからおいでになれます。

月子