2002/03/20(水) 人目をはばかるエッチな日記が読み放題! しかも0円(接続料のみ)。

いらはい、いらはい。

てどういう呼び込みなんだ。

昨日ほとんど1日、日記に費やしてたら頭おかしくなった。いや、
いつものことさ、心配無用。今日は午前中バイトで午後も出かける
から日常感覚を少しは取り戻せるか。平衡感覚がおかしい。

何日か前の日記で、虚構と現実って話を書いたが、結局こうして仮
名を使って日記を書くというのも虚構を築き上げる行為なのだと思
うに至った。現実はあまりに多様で捕らえきれない。わたしは自分
の体と感性を使って生きる。2本の足で移動する。目や耳や舌や指
先やアソコで味わった現実を文字に移し変える。現実という情報も
わたしが様々な形の信号として受け取った時点で、わたしにとって
のみの真実となる。他人同士がそんなに簡単にわかりあえれば苦労
はない。

でも、伝わっちゃうこともあるんだよ。

映画などで宇宙人が指先を人間の頭に当てるだけで、心を読み取る
ってシーンがあるじゃないですか。アクセスしてデータをロード。
映画だからそういう情報は映像として表現される。そういうことで
きる人間がいたら超能力者扱いされると思うけど、わたしは誰だっ
て微量の超能力を持ってると思うな。

誰かとこんこんと話し込んで、夜がどんどんふけて、ちょっとハイ
になって、相手の話す言葉がびっくりするほど理解できて、こちの
話す言葉も相手の胸に届いてるって実感がびしびしと感じられて、
あとから文字なんかで書き表そうとしても無駄なくらい精度の高い
コミュニケーションが取れてるという実感。言葉以上のものが確実
に伝わっている。言葉に変換しようのない複雑な感情の成分までも
が純度を保って相手に伝わる。そういう時ってきっと、微量のテレ
パシーが出てる。

酒は入ってないほうがいいんだな。そういう時って。目の前に火な
んか燃えてるといいかも。太古の人間のように。

セックスのいいところは肌を触れ合わせるところ。メッセージが伝
えやすくなる。粘膜によるコミュニケーションていずみちんが書い
てたっけ。

精度の高いコミュニケーションを経験したら、雑なつきあいでは満
足できなくなる。大勢の人と「なんとなく」仲良くすることでは気
はまぎれても孤独は埋らない。言葉、言葉、わたしにだけ向けられ
た言葉。心にぴったりくる言葉。飢える。求める。得る。中毒にな
る。病みつきになる。恋の病に似てる。

「毒にも薬にもならない」って言い方ある。そんなものに関わって
いるほど暇でもないし呑気にもしてられない。言葉は力を持ってい
る。毒にも薬にもなる。使い方によって。祝福も呪いも言葉の力だ。

万人に効く薬はない。万人向けの言葉では語れない、何か。

虚構だろうと、げろだろうと、わたしは言葉を吐きつづける。

でもってやっぱりPCって、どこかエロティックなアイテムだと思
うんだな。個人用多機能電子計算機。けっこう遊びである玩具だ。

では、行ってまいります。

月子