2002/01/29(火) 女は毎月生まれ変わるから新しい恋をしないと生きていけないのよ。

今日は自分の日記を読み返してました。

本当は男2に会いたかったんだよう。
携帯電話はつながったんだけど、この人電話じゃあまり愛想よくな
いんだ。あまりしゃべらないし、今日は特に寝起きで声も小さくて
機嫌もよくなかったみたい。よく知らない人が電話口にいるみたい
で不安になった。

PC壊れてるんだって。そりゃ大変だ。

わたしも自分のバックアップ取っとかなきゃ。月が変わったら絶対
やっとこう。前にもこの人ハードディスクぶっ壊して、かなりのデ
ータを失ってるのだ。今回は大丈夫なのか。

「月子さんの写真、全部消えた…」

あっら~。もったいない。でもわたしはちょっとほっとした。
だってデジカメで助平なやつばっかりとるんだもん。縛ったりして
さ。一度はビルの非常階段で裸にされたこともある。男2のお楽し
み用ならいいけど何かに悪用されたら傷つくよ。そこは信頼してる
つもりだけど、わかんないからね。わかんないようにやられたら。

わたしのこの日記はどうだろう。

誰のことも傷つけないように書けるんだろうか。うーん。チャレン
ジだな。わたしのやっていること自体が相手を傷つけてたら、どう
日記に書こうがしょうもない。文字の上だけでキレイ事言ってもな
んにもならない。

男2が電話でそっけないのは前からだ。

この2ヵ月ちょくちょく会えたのはPCのおかげだった。
ふたりチャットで相手の都合聞いたり、呼び出したり、呼び出され
たりしてた。わたし携帯もってないしさ。チャットは面白いのに電
話は無愛想。ネットに生きる男やね。

今日はタイミングが悪かったのだ。いさぎくあきらめよう。グチっ
てもしかたがない。わたしには日記があるさ、と男泣き。

でもわたしは女。

しかも魔性の女。そう呼んだのは男3。

っていうかさあ、女であること自体が魔性だと思うんだ。
禁断の木の実に先に手を出したイヴの子孫ですわよ。「魔性の女」
じゃなくて「女は魔性」なのよ。これをお読みの貴女もよん。

男3はねえ、「奇跡」とか「運命」、「伝説」そういった大袈裟な
言葉が好きなんだよ。なんか知らんがプレステのやりすぎか?

去年わたしが仕事に行き詰まって「はげまして」とメールを送った
ら、1時間後に「産みの苦しみはこの半年、最前線で戦ってきたの
でだれよりもわかってます。」って返信をくれて、それにはげまさ
れたわたしは「もうひと息、戦います」と変身した。とぉッ!そし
たら、

「なかなかやるな! あなたも戦士だ。」

って返事が来た。あはは。「あなたも」ってことは自分も当然戦士
なわけよ。そう、男3はいつでも見えない敵と戦っている。

そうだ、男3のことこれから「戦士」って呼ぼうっと。

この男の番号制、まあ出会った順だから深い意味はないのだが、な
んかちょっとどうかな、と思ってたんで、これからは愛称をつけて
それで呼ぶことにしよう。

男2は無口だから「ムー」

男1は「わんわん」って言うと「わんわん」って答えてくれるから
「わんわん」でいいや。

家はそういう変な家なんですよ。同居生活ながいと段々そうなって
きませんか? お互いにしか通じない言語が発達したり。

今日はわんわんと、語感で遊んだ。

わんわんが台所で「かんぴょう」を茹でてたんだ。「カンピョー」
っていい響きだねえってとこから始まって、「カンピョー!」とか
「コケコッコー!」とか「ムメンキョー!(無免許)」とか言い合
うの。それだけの遊び。平和だねえ。

わんわんも不器用な方だが戦士はそれよりはるかに上だ。

わんわんとの日常を書くのも楽しいが、たぶんこの日記はわたしの
戦士にたいする思いを中心に書いていくことになるだろう。

だって気になって。ほんとに死んじゃったらどうしよう、と思わせ
る人は初めてだ。ムーはほっといても平気だろう。かえってつきま
とうと嫌がられるしな。今日みたいに。フン。

しかし毎日長いねわたしの日記。きのうあれだけ書いたというのに。

読んで下さってる方ありがとう。

特にMy日記登録して下さった方! 感謝です。アクセス・カウン
トが回るよりもそっちの方がうれしいね。

ゲストブックも様々な女性の方が書きこんでくださりうれしい限り
です。軽いノリを楽しむ場もあることは知っていますが、それだけ
に終始するのはもったいないと思うので。男子禁制ではありません
ので男の方もどうぞ遠慮なく。

ネットって広く浅くに適したメディアではあるけど、わたしは出来
たら深いところに触れたいし届けたい。祈りはかなうと信じたい。

さあ、新しい月が来るぞ。

生まれ変わる準備をしよう。

月子