2002/01/18(金) いまごろ男3と会っていちゃいちゃしているハズのわたし

なのになぜ日記なんか書いてるのー!?

やられました。風邪でダウンです。

風邪なのかどうかもわからない。明け方、眼が覚めたら下痢と嘔吐。
せきも鼻水も喉の痛みもない。下痢と嘔吐だけ。水も飲めない。い
ちおう仕事へ行くが早退。服も脱がずに布団にもぐりこむ。そのま
ま発熱。

38.9度だって。

めったに熱なぞ出さん人間にとってはものすごいつらい。

男1にポカリスウェットのペットボトルを買ってきてもらい、吐か
ないように少しづつ飲む。

何でこんな時に、とくやしい思いでいっぱい。

やっと会えるはずだったのに。

20時間時々トイレに立つ以外、寝返りを打ちながらずっと寝てい
た。下痢と嘔吐はやんだ。熱も37度まで下がったので仕事にいっ
た。

こわい夢は見なかった。渋谷に向かう山手線に乗っているのだが外
はゴルフ場のような緑がいっぱいで、電車の中には何故かアップラ
イトピアノが何台か置いてありわたしをふくむ乗客の何人かがそれ
を弾いている。ピアノはピアノとも思われぬ不思議な音を出す。

男3に電話した。

「おだいじに」

恨みがましい事は何も言わないところがいじらしい。

「ショック、がっかり、会いたかったのに」

ぶつくさ言ってるのはわたし。

「風邪なのかどうかもわからない。インフルエンザかなあ」

「それだったら一週間くらい寝込むのでは?」

実はさっきのさっきまで、無理をしてでも会いに行こうか、と未練
を捨てきれなかったのだ。行くのは何とかなるだろう。でも行った
先でまた具合が悪くなったら男3に迷惑と心配をかけるだけだし、
もし風邪ならうつしてしまうだろう。インフルエンザだったりした
らそれこそ大変だ。

結局寝込んでしまい仕事も片付いてないし。

2日間空いた。ゆっくりやろう。

男3は小さい頃からからだが弱くて、大人になるまで生きられない
だろうと言われたらしい。母親は溺愛し、小学校ではいじめられ、
怖い夢をみてはゲロを吐き、給食が食べられなくてはゲロを吐き、
自分の体調のせいで物事がうまくいかないことなど日常茶飯事なの
だ。

苦労してる分、達観してるというか、老成してるというか、常に冷
静というか、まあ言って見りゃ「かわいくねーガキ」なんだが、そ
れは男3が生きのびるための防御策なのだろう。

しかし、なんでよりによってこんな時に熱出すかねー。
男2に2日も続けて会いに行ったからか。あー、もしかして男2の
風邪をもらったのかな。そういやあの人も不調だった。

自分の健康を過信したか。

男3は、そんなだから、大事な用事のある時は1ヶ月前から体調に
気を使うという。それであんな苦労の耐えない性格なんだ。

本当にからだって大事だな。

好きな人に会いに行く事も、楽しいセックスをする事も、からだが
思いのままに動いてこそできることだったんだ。

まだ熱が下がりきらないので頭痛いです。空腹のせいかも。
スープの煮汁だけ、少し飲んだ。あとで野菜だけのスープを作ろう。


ポカリスウェットの甘い事。

スープの胡椒のからい事。

会えない時間のつらい事。


めったにしない病気を得て今日は謙虚なわたし。これからまたスケ
ジュール調整して会いに行かねば。(←こりない)うまくいけば来
週中に会えるのだし、めげるな、しょぼくれるな、落ち込むな。

でもやっぱりつらいや。電話切った後も布団の中で泣いちゃったし。

元気になったらまた書きます。

今度は飛ばして行くわよ。

月子