2002/01/07(月) 実は男でイッたことがない。

男3から電話。

電話していい? とメールを入れたらかけてきてくれた。

うれしい。

で、ちょっと恥ずかしい。
あなたをネタに日記を書いてるよとは言えない。

日常報告と今後の話。

手短にしようと思ったけど2時間を越えてしまった。
男3は今、実家に戻っているので

「母さんが怒りに来た」

と言うから切りあげた。
声が聞けてよかった。きっと会いに行くからね。

で、

男でイク。まあ、なんてはしたない表現。

昨日あれだけ書いておきながらまだ書くか。

ええ、書きますとも。性について考えていると、感傷に流されずに
すむということに気がついた。たとえこれが逃避の手段だとしても
めいっぱい楽しんで書きます。読んでくださっている方の中で、ひ
とり暮しじゃない方、お家の人に見つからないようにね。もしくは、
みんなで楽しく読んでね。


(……余談ですが昨日の日記、同じ物が3本もならんでましたね。
目立とうとしてやったわけではないのです。修正したデータを送っ
たつもりが新規投稿してたみたいで…。お恥ずかしい。失礼いたし
ました。最初のタイトルがやっぱりあまりにもアレだったんでもう
ちょっとソフトに直したかったのですが、かえってそれが裏目にで
ました。よっぽどの好き者と思われてもしかたありませんね。事実
そうだし……)


最初のセックスは20代って昨日書きました。
オクテだったんですよー。

ABCってあったでしょう。今でも言うのかな。

Aがキスで、Bがペッティング、Cがセックス。
(ちなみにDが妊娠。早くDまで行きたいわぁ。)

中学生の時、女子同士でそんな話題が出てAはわかる。したことな
いけど想像はできる。Cもうまく想像は出来ないけど知識としては
知っている。でもBがわからなくってねー。なんだろうそのペッテ
ィングって。知りたいんだけど恥ずかしくて聞くこともできないわ
けですよ。でも半分以上は知ったかぶりして話を合わせてたんじゃ
ないかなあ。当時のわたしみたいに。自分のアソコに指を入れたこ
とすらなかった。タンポンを使い始めたのは高校になってからだ。

その意味を知ってから、なんとなく不潔なことのように感じていた
B=ペッティングですが、改めて考えてみたら「愛撫」じゃない。

こんな気持ちのいいもの他にないっすよねー!!

愛をこめて撫でる。
なんで性的な意味でしか使われないんだろう。もったいない。
いい言葉だなあ。子供のあたまをなぜたり、ペットの背中をなぜた
り、あーっ!今ごろわかった!!ペッティングってペットのよう
に可愛がるってことなんだー!!!

うーん、今辞書を引いて確認しました。あってた。

「ペッティング」って「ペット」から来てたのね。いい言葉じゃん。
わたしを猫のように可愛がってね、ってことなのね。ペッティング
してって事は。ネッキングってのも抵抗ある語感だが今わたしが1
番したいのは男3と果てしなくキスしたりおしゃべりしたり見つめ
合ったりすること、つまりネッキング(首から上にする愛撫)だ。

性に関する事ってタブーが多いから先入観がものすごくある。

快楽と罪悪が紙一重だ。

セックスが安らぎや幸福感をもたらすこともあれば、人を傷つける
こともある。当然用心深くなるよね。裸同然の格好で歩いてたら犯
される。肉体だけじゃない、心の問題もあるし。

だから、自分がどうしたら気持ちいいのか(もしくはいやな気持ち
になるのか)知っておくことって大切だ。でもそのためには試行錯
誤が必要。リスクを負って新しい事にチャレンジしたり。
ABCから話がそれました。

そう、男でイク。

マスターベーションの仕方もよくわからなくってね。
イクって感覚知ったのも、高校生の時腹筋運動100回くらい続け
てやってたら急にオーガスムが来てびっくりしたという初体験。
指で直接性器を摩擦する方法を知るまではよく腹筋やった。(笑)
コツをつかんだら100回やらなくても達するようになって、部活
中にマスターベーションした。(って言っても見た目は腹筋体操だ
から)体育館の床に寝転んで見上げた天井の高かったこと。

で、ナンパ男や自然消滅男、直感的中男などによって指やタンポン
以外の物を経験していくわけだが、セックスでイク方法って今だに
よくわからなくてねー。悲しい。

受身のセックスだった頃は別にそれでもよかった。
相手が射精すればそれで終り。キスや腕枕、頭をなぜてもらうこと
なんかでわたしは十分満たされてた。

でも積極的にセックスを楽しもうって気持ちになると、だんだん欲
が出てくるんだよね。

男2とのセックスにはまっていたころ、男でイケない自分が歯がゆ
くて、「どうしたらいけるのかなあ」と言うと、「まあゆっくりい
きましょう」と言われた。そして今に至る。

男3がすごーくがんばってくれたことがあった。
彼は自分の長い指を使ってわたしの気持ちイイ場所を探し出してく
れたのだ。え? 何? そこ! 奥? そんな場所知らない。自分
の体なのに…。

「そんなに奥じゃないですよ、ここ。Gスポット」

はぁー、これが話に聞く自慰スポットというやつでありましたか。
本当にあったんだねえ。彼はホットドッグプレス読んで知ったんだ
そうである。雑誌は馬鹿にできないねえ。前の彼女も指だけでイカ
せたことがあると自慢気に言って、わたしのこともイカせようと長
い時間かけてそこを愛撫してくれたが結局オーガスムには達しなか
った。

すごーく気持ちよかったんだけどねえ……(またして欲しい)。

男の腕の中でわたしは身をよじって、ハトヤのCMに出てくる釣れ
たてのでっかい魚のようであったと翌朝言われた。腕が筋肉痛にな
ったそうである。そんなにまでして、わたしをイカせようと。あり
がとう男3…(涙)。

奥じゃないって彼は言ったけど、自分で探り当てようとすると、う
まいこと届かなかった。角度の問題なのかもしれない。

「月子さんにもいってほしいんです」

と男3はいろいろしてくれる。(エロい)

「自分でして。イクとこ見たいから」

と言って、わたしが達してから挿入してくることもある。
そういう時、中ははすごく熱いんだって。血液がたくさん集まって
るんだろう。わたしも気持ちがいい。背筋から足の先までシビレが
走る。ため息がでる。男の背中に腕をまわしてすがりつく。

(このままがんばればあともうちょとでイケるのでは…?)

ってとこまでは行けるのですが、最後のひとやまが越えられない、
というもどかしさ。まだ何かわたしのなかに外れていない鍵がある
のでしょうか。セックスは奥が深いのね。

「おくて」って昨日漢字に変換したら晩生、晩稲、億手、晩熟と出
た。これも思ってたより悪い言葉じゃなかったみたい。晩熟なんて、
いいなあ。わたしも晩熟をめざそう。おくて=ばんじゅく。


毎日熱く性について書いていたらちょっと寝不足。
でも書くの止まらない。お猿と一緒ですね。でもボノボはいい!
ボノボユートピアを目指して行けるとこまで。

月子